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住宅選びのポイント資金計画
2020.03.21

住宅の購入資金や頭金、年収の相場は?

住宅を購入したいと思い立った時、一番心配になるのがお金の問題。自分が果たして住宅を購入することができるのだろうか、住宅ローンの審査に通ることができるのだろうか、貯蓄が少ないけれども足りるのだろうかなど、色々なことが気になるでしょう。

「1000万円貯金がなければ難しいのではないだろうか」や「年収が高くなければ銀行の審査が通らない」と想像しているかもしれませんが、購入する住宅の金額によって、必要な貯蓄額や年収が決まりますので予算に合わせた住宅にすることで、多くの方が住宅を手にすることができます。

貯蓄がないから住宅の購入を先送りにしていたり、年収が低いから住宅は購入できないと思い込んでいる方も、もしかすると意外とすんなりと住宅の購入ができる可能性が十分あります。国土交通省が住宅の購入に関するデータを公表していますので、そのデータから住宅の購入方法の傾向を考えてみましょう。

住宅の延べ床面積の平均は122.2平方メートル

国土交通省の平成30年度の調査結果によると、住宅の延べ床面積の平均は122.2平方メートルでした。坪数に直すと約40坪程度の住宅になります。

各居室の広さの取り方によりますが、これくらいの面積であれば3L D K〜4L D Kくらいの間取りが多いです。1階がリビングやダイニング、キッチンやバスルームなどの水回り、2階に寝室や子供部屋などの居室が3〜4室が無理なく設けることができるくらいの広さというイメージです。

子どもが1人や2人いる家庭であれば、これくらいの規模の住宅が手頃な広さになるでしょう。2世帯となると手狭になってしまうので、もう少し広さが必要になります。

居住人数としては、全国平均で3.4人です。内訳を見ると、4人家族が最も多く32.8%、次に3人家族の28.6%となり、家族構成までは分かりませんが人数から考えると、夫婦とお子さんが1〜2人いる家庭が大多数を占めていることが想像できます。

また、2人暮らしの家庭も21.1%おり、夫婦2人暮らしで住宅を購入する家庭も多いです。

住宅の取得年齢は平均44.1歳、年代別は30代が最多

住宅の取得年齢は、30代が最も多く38.6%を占めています。ちょうど結婚して家庭を持つタイミングや子どもが生まれるタイミング、またお子さんが小学校入学のため住宅を購入したいと考える家庭が多いです。次に多いのが40代で21.6%、定年を迎えた60代以上が18.0%の順となります。

住宅を購入するタイミングは、家族構成の変化も影響として大きいです。

世帯年収は400〜600万円が最も多い

一番気になるお金に関して、年収と自己資金を見てみましょう。

世帯年収は400万〜600万が26.0%と最も多く、次いで600〜800万が25.7%、その次が400万未満の14.3%とります。世帯年収に関しては600万円未満で40%以上を占めています。

住宅と土地の購入資金の総額は3,971万円が全国の平均となります。それに対して、住宅を購入する際の自己資金は、1,237万円が平均値となっています。自己資金比率では31.2%です。

自己資金が総額30%も必要になると、多くの方が購入することができないと感じてしまうと思いますが、この金額はあくまで平均値となっていることに注意が必要です。全体の15%くらいは全額自己資金で購入していますので、そうした方々が平均値を大きく引き上げてしまっています。

そのため、住宅ローンの審査が通る視点で考えると、もっと自己資金は少なくても住宅ローンを借りることができます。実際の住宅ローンでは、住宅の建設コストと土地代を含めた総額を全て住宅ローンで借り入れするケースもありますので安心ください。

住宅ローンの返済期間は35年以上が最も多い

住宅ローンを利用する際、よく考えて決めたいのが返済期間です。返済期間が長ければ、毎月の返済額は少なくすることができますので、自己資金が少なくても月々の返済の負担を少なくすることができます。全国の平均では、65.7%が35年以上の住宅ローンを組んでいます。住宅は高額なので長めに返済期間を設ける世帯が多いです。

一方で返済期間が長ければ、その分だけ借り入れの金利負担が多くなるのではないかと心配する方もいるでしょう。その考えはその通りで、返済期間が長ければ長いほど、金利負担額が大きくなります。

ただし、初めから返済期間を短くしてしまうと、あとで月々の返済額を減らしたいからと返済期間を伸ばすことは難しいです。基本的には借り換えを行って対応することになりますので、審査に時間もかかりますし、手数料も新たにかかってしまうので、返済期間は伸ばすことができないと考えると良いでしょう。

逆に短くするのは、繰上げ返済を行うことで可能です。返済期間を長めに取っておき、あとで資金の余裕があれば繰上げ返済をして金利負担を少なくすることもできます。金額が大きい住宅ローンは、返済が長期にわたりますのでゆとりを持った返済計画にした方が安心です。最初は長めに返済期間を設け、必要に応じて繰上げ返済を考えるのが良いでしょう。

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