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住宅選びのポイント
2023.08.08

BELS評価とBEIについて

一生に一度の大きな買い物と言われている「家」。マイホームを夢見ている方も多いのではないでしょうか。いざ、新築で家を建てたり購入したりする時は、デザインはもちろんのこと、性能や環境にも良い家作りをしたいですよね。最近、テレビCMや広告などで、見たり聞いたりする機会が増えてきている「BELS」という文字。まだまだ浸透はしていませんが、この「BELS」は、今後、住宅を選ぶ際の新たな基準になるであろう、表示制度なのです。文字やラベルだけ見ても、まだまだどんな制度なのかわからない方も多いかと思います。そこで、今回は「BELS」について分かりやすくご説明してきます。

BELSとは?

「BELS、BELSと書いてあるが、そもそもどうやって読むの?」と思われていますよね。BELSとは、「Building-housing Energy-efficiency Labeling System」の頭文字をとった略称で、「BELS:ベルス」と読みます。
このBELSは、住宅(建築物)の省エネ性能表示制度のことです。建築物の省エネ性能の表示制度は、建築物のエネルギー消費性能に関する法律に基づき、平成 28年4月より施工がスタートしました。
そこで国交省では、建築物の省エネ性能表示のガイドライン(建築物のエネルギー消費性能の表示に関する指針)を策定し、評価システムとしてBELSが適用されることになったのです。それに伴い、ハウスメーカーなどの住宅販売企業は、BELS(ベルス)を取り入れ始めたのです。

BELS(ベルス)を身近なもので例えたら?

「なんだか、専門的な言葉が多てく難しい・・・」と思われている方も多いですよね。もう少し分かりやすく、身近なもので例えてご説明いたします。BELS(ベルス)は、家電製品についているエコマークや、自動車製品についているハイブリッドマークなどと同様、省エネ性能についての評価が記されたラベルなのです。言わば、住宅自体が行える省エネを表示するものなのです。
今までは、一目見て住宅の性能を判断することは、素人には難しく困難でした。しかし、このBELSの表示制度が住宅にも導入されたことにより、ラベルを見ただけで、家の性能が分かるようになったのです。一目見て、安心できるのは心強いですよね。

BELS(ベルス)の評価基準

BELSの評価は、新省エネ基準の省エネ性能を持つ住宅に対して、★を利用して5段階で省エネ性能をランク付けしています。最高ランクは5つ星で、2個が省エネ基準適合、3個が低炭素認定基準適合の場合です。省エネルギー基準における一次エネルギー消費量と外皮性能の適合の可否も表示されます。そのため、5段階評価で5つの星で省エネルギー性能表示のグレードを表すので、専門知識の無い方でも、一目みただけで分かりやすくなっています。
「★の場合」BEIが1.1で、既存の住宅に与えられます。
「★★の場合」BEIが1.0で、2020までにはこの2つ星取得が義務化されます。
「★★★の場合」BEIが0.9で、認定低炭素住宅に与えられます。
「★★★★の場合」BEIが0.85で、トップランナー基準を満たした住宅に与えられます。
「★★★★★の場合」BEIが 0.8で、ゼロエネルギー住宅に与えられます。(国交省)

BEIとは

 

BEIとは、「Building Energy-efficiency Index」の略称で、省エネルギー性能指標のことを指します。
ニッケンホームの住宅は、BELS評価★5を基準としておりますが、BEIの基準は「0.35以下」です。
国の基準を大幅に上回る、とても家計に優しい住宅と言えます。

BELS(ベルス)の対象住宅は?

BELS(ベルス)の対象住宅は、既存の住宅、新築住宅、戸建て、共同住宅(マンション・アパートなど)問わず申請できます。共同住宅(マンション・アパートなど)は、建物自体にではなく、住戸別で部分評価も可能となっています。中古住宅の場合は、省エネ基準に適合していれば申請により評価を取得でき、表示することが出来ます。
また、他の住宅性能表示制度との違いも気になりますよね。BELS(ベルス)は、住宅性能表示制度や、長期優良住宅が建物全体の性能を評価するのに対し、省エネ性能の表示に特化した基準です。住まい選びの価値観として、特に省エネに関心がある方にとっては大きな目安とすることができます。

BEIとともに重要な仕様として「UA値」や「C値」があります。

UA値やC値についてはこちら

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