住まいづくりのコラム

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子育て暮らし方
2020.11.06

リビングに階段があると家族とのコミュニケーションがアップ

家族とのコミュニケーションは家造りを考える上では大きな要素になります。特に子育て世代としては、子どもとのコミュニケーションは重要です。そうしたコミュニケーションを取る機会を生み出すことを考えながら、住宅の間取りを考える世帯も多いです。

リビングに階段を設けた間取りにして子供部屋を2階に配置すると、住宅内で子どもたちが家族と顔を合わせるタイミングが増えます。1階と2階を行き来する度にリビングを通る必要がありますので、学校から帰ってきた時も遊びに行く時も、リビングを通る必要があります。

「知らないうちに子どもが友達を部屋に連れてきていた」ということも、リビングに階段があることで防止することができるでしょう。リビングを通る度に顔を合わせる機会があれば、お互いに家族の存在を感じ合うことができて安心できます。

 

リビングに階段を設けることを楽しむ間取りに

リビングに階段を設置する場合、階段の位置や形状を楽しむこともできます。例えば、リビングを吹き抜け空間にして階段を設けると、とても開放的な印象になります。階段の段差を魅せるように設計を行えば、リビングにある階段がインテリアの一部にもなります。

また、階段の踊り場を少し広く取り、子供が勉強を行う学習スペースや書斎スペースとしての空間を設ければ、機能的かつ住宅のシンボルになるスペースができあがるでしょう。

階段下はデッドスペースが発生しやすい場所になります。そのデッドスペースを活かして、リビングの収納スペースに置き換えてしまえば、収納力を増やすことができ、家族とのコミュニケーションも取れて一石二鳥になります。

スタイリッシュな住宅にするのであれば、スケルトン階段を設けるとデザイン性も格段に上がります。スケルトン階段は、骨組みと踏み板で構成されているので見た目がすっきりとしたています。一般的な階段と違って視界を遮るものが少ないため、部屋を広く魅せることができます。

部屋の端にスケルトン階段を設ける間取りも良いですし、あえて部屋の真ん中に設置をして、リビングとダイニングをゆるやかに区切った間取りにするのも良いでしょう。

窓際にスケルトン階段を設置しても日光を遮らないので、明るく開放感があります。スタイリッシュな空間を演出したい方は、リビングにスケルトン階段を設置することを検討してみてください。

 

リビングに階段を設置するデメリットは?

まず、リビングと2階や3階がつながる構造は、空間が一体になりますので暑さや寒さなどの熱環境の問題が発生します。夏場であれば、外から入る日差しや外気熱が1階を温めます。この1階の熱が2階などの上階に自然と上がっていきますので、夏場は2階が暑くなりやすく、そのため、冷房の効率が悪くなってしまいます。

また、冬場はリビングを温めようとした時に上階も空間がつながっているので、暖房する空間が広くなってしまいます。通常のリビングと比較すると暖房効率も悪くなってしまいます。

しかし、この熱効率については階段部分や吹き抜け部分にシーリングファンを設置することで、冷暖房の効率を格段に上げることが可能です。上階に溜まる熱をシーリングファンの空気の流れによって、下階の空気と混ぜることで上下階の温度差を小さくできます。シーリングファンを利用することで、冷暖房の効率を上げることができれば、熱環境のデメリットも軽減することができます。

 

家族の生活音が伝わりやすい構造はデメリット?

リビングに階段を設置すると、上下階の音が伝わりやすい住宅になります。1階と2階の空間が仕切られていませんので遮るものがなく、上下階で家族の生活音が伝わりやすい構造になっています。

音が伝わりやすい構造なのは間違いありませんが、家族の生活音が伝わりやすいのは完全にデメリットだけでしょうか。考え方によってはデメリットではなくメリットにもなりえます。リビングに階段を設置する目的としては、家族間のコミュニケーションを得やすいことを考えている方が多いでしょう。

上下階の音については、家族が家の中にいるという存在を感じることができますし、子どもが2階に居る時も生活音によって何をしているのかおおよそ把握できた方が安心感を得られます。

家族間のコミュニケーションやお互いの存在を感じ取れるための住宅と考えるのであれば、音が伝わりやすいのもメリットとして捉えることができるでしょう。

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