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資金計画
2021.04.30

低金利時代が続く中での住宅ローンの考え方

住宅ローンの金利は、長い期間低金利が続いております。金利が低いと金利負担が少なくなるので住宅ローンを利用しやすい環境が整っていると言えるでしょう。住宅の購入を検討している方は、住宅ローンを組む良いチャンスです。

住宅ローンには、金利プランとして大きく分けて変動金利と固定金利の2種類があります。変動金利と固定金利は、金利が変動するのが変動金利、一定の期間や借入の全期間の金利が変わらないのが固定金利です。

金利が安くてお得な変動金利にするか、将来的な金利上昇のリスクを考え、固定金利にするか、金利情勢や今後の見通し等を踏まえて考えると良いでしょう。

 

低金利時代だからこそ、変動金利で低金利を受けるメリット

日本における住宅ローンの金利は、昭和後半のバブル時代にはかなり高い状況にありましたが、バブル崩壊後は金利が低下していき、現在まで低金利の状況が続いています。

変動金利と固定金利を比較すると、変動金利は、借入期間中も市場の金利情勢に合わせて変動していく金利プランとなります。変動金利は、金利が低い状態では有利な金利プランになりますので、低金利時代で変動金利を選択していると金利面で有利に働きます。

毎月の金利負担が少なくなりますので、固定金利と毎月、同じ金額が通帳から引き落とされて返済に充てられていたとしても、変動金利の方が元金の減りが早くなります。金利が低い分、毎月の返済金額を少なくしてゆとりのある家計にすることもできますし、金利が低くても毎月の返済額は落とさずに、1年でも1か月でも早くローン完済をしようとすることもできます。

住宅ローンは長期間の借入となりますし、借入金額も住宅の建築や土地の購入といった用途で高額になりますので、わずかに見える金利の差も最終的に負担する金額は大きく変わってきます。

変動金利は低金利時代が続いているからこそ、魅力的に感じるところもあるでしょう。

 

将来的な変動リスクを考えた時には固定金利が理想

現在は金利の低い状況が続いていますが、将来的に金利の上昇がないとは言い切れません。特に住宅ローンは借入金額が大きいので、借入期間を長く組むケースが多いです。

そのため、「借入当初は大丈夫だろうけれども、将来的に金利が上がった時が不安」と考える方も多いでしょう。過去には変動基準金利が8.5%まで上がった時もありました。

金利が上昇すると金利負担が増えていきますので、借入する際のリスクになります。金利が高くならないか不安になりながら暮らすのは、気持ちの面でも嫌だなと感じる方もいらっしゃるでしょう。

そこで金利上昇のリスクを回避できるのが、固定金利プランです。固定金利プランでも、金利が固定される期間がそれぞれ異なります。

借入から一定期間は金利の変動がない住宅ローンもあれば、借入全期間で金利の変動がしない固定金利もあります。

3年間や5年間、10年間、20年間といった期間を限定した固定金利プランは、固定される期間が短い方が、金利が低いというのが一般的です。

固定金利が終了する際には、あらためて変動金利を選択するか固定金利を選択するかを選ぶことができますので、その都度、金利情勢を見極めながら選択することが可能です。

また、全期間固定金利の場合は、住宅ローンを完済するまでの期間の金利が固定されていますので、負担する金利負担額も借り入れを行なう時点で確定します。全期間固定金利であれば、見通しが立てやすく金利変動のリスクもないので、確実な返済計画を組み立てることができます。

住宅金融支援機構のフラット35であれば、借入期間全てが固定金利になりますし、様々な金融機関が提供しています。同じ金融機関であってもネット銀行系の方が、事務手数料等の金利負担以外の費用を安く提供していたりしますので、色々な金融機関の情報を比較することをお勧めします。

 

金利が1%上昇した時のインパクトは大きい

住宅ローンの金利については、金利が1%動いただけでも金利負担額が大きく異なります。

例えば、2,000万円を35年返済で借り入れした場合、1%金利が上昇すると支払うことになる金利の総額は425万円増加する計算になります。たった1%の上昇で、借入金額の約5分の1もの金利負担が発生してしまいます。

一気にそこまで金利が上がることは考えにくいですが、中長期的に1%程度の金利上昇が発生する可能性もあります。

そうしたことを考えると、変動金利と固定金利の金利差を比較しながら、金利プランを選択すると良いでしょう。低金利の現在は、固定金利と変動金利の金利差が少ないことも多いです。僅かな金利差で固定金利の住宅ローンを組むことができるかもしれませんので、変動金利と固定金利の両方を吟味して住宅ローンを選ぶのが良いでしょう。

 

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