住まいづくりのコラム

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2021.05.06

ペットと一緒に快適に暮らせる注文住宅

賃貸住宅ではペットと暮らせる部屋の選択肢が少ないのが現状です。

そのため、気兼ねなくペットと一緒に住める住宅を手に入れたいと考えているペット愛好家の方も多いでしょう。

ペットと一緒に安心して暮らせる住宅を考える上で、安全性や快適性を工夫した設計が不可欠であり、その点、自由度の高い注文住宅は最適です。

今回はペットと一緒に快適に暮らせる住宅について考えてみましょう。

 

玄関近くに水回りを用意すると利便性が向上

ペットと一緒に暮らす上で、室内をきれいに保つことが注文住宅に求められる要素の1つです。

新型コロナウイルスが蔓延してからは、外出をしたら手洗いを徹底することが当たり前になりました。ペットも外出先から戻ってきた時には、キレイにしてから室内に入れたいという方も多いでしょう。

ペットと散歩に出かけることもあると思いますが、その時に玄関近くに水回りを用意すると、すぐにペットの足を洗うことができます。水回りが玄関から遠いと動線が悪くなります。

特に雨の日はペットの体も濡れているので、お風呂場に直行したい場合も多いでしょう。そうしたことを考えると、水回りが玄関近くにあると、とても便利です。

玄関だけでなく、ペットとの生活スタイルに合わせて水回りの位置や間取りを考えると良いでしょう。外に散歩に行くだけでなく、庭やウッドデッキなど敷地内でゆっくりと遊べる空間を作るのも、ペットと人が快適に暮らせる1つの方法です。

例えば、屋上庭園を作り、人工芝を敷き詰めればペットが自由に走り回れる空間ができます。他人の目を気にしなくても良いですし、車などの危険もありませんので、ペットも飼い主も安心して過ごすことができます。

屋上庭園にガーデニングスペースを設けたり、ソファやテーブルなどを用意すれば、人ものんびりリラックスする時間を過ごすことも可能です。屋上庭園にも水栓を設置できますので、家庭菜園への水やり、ペットの水飲みや室内に戻る時に足を洗うこともできます。

 

デッドスペースを生かしてペット専用のスペースを設ける

ペットは家族の一員ですので、専用の部屋を用意したいと考える方もいると思います。ただ、ペットのためだけに住宅の一部を占有させるのは、床面積も必要になりますし現実的には難しいと感じる方も多いと思います。

そこで活用したいのがデッドスペースを活用したペット専用のスペースです。例えば、階段の下は空間ができますが、天井が低かったり、階段の形状に合わせて凸凹になっていたりするので、収納スペースとして活用するケースが多いです。

この階段下のようなデッドスペースをペット専用のスペースにすると、ペットも喜ぶでしょう。

最近の住宅では、リビング階段の家も増えています。そのため、階段下のデッドスペースにペットのスペースを設置すれば、リビングにいる家族と近く、飼い主もペットも安心して過ごせます。

また、猫を飼っている家庭は、住宅の高さを活かせば床面積を占有することなく、猫専用のスペースを作ることができます。

猫は高いところが好きですし、上下に動くことが良い運動になるので、リビングや吹き抜けがある部屋の壁にキャットウォークやキャットタワーを設置すると良いでしょう。

高さを利用すれば、人間の生活には邪魔になることもありませんので、ペットも人もお互いにメリットが生まれます。

建材もペットのことを考えた選択を

住宅の建材には、ペットのことを考えた商品が建材メーカーから販売されています。

犬や猫が滑りにくい加工をしたフローリングだったり、柔軟性がある材質でペットの足腰への負担を軽減できるフローリングがあります。ペットのことも考えた建材を利用すると安心です。

また、猫を飼っている家庭であれば、柱や壁で爪研ぎをする場合も多いので、爪研ぎをしそうな場所に爪が立たない樹脂パネル等の建材を用いることも可能です。腰壁を樹脂パネル等で仕上げることもできます。

ペットが自由に出入りできるように、ドアや壁にペット専用のくぐり戸を設ける家庭も多いです。自由に出入りして良い部屋と、ペットに入られては困る部屋を区別すれば、お互いにストレスなく過ごせるでしょう。

 

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