性能(温熱性能)

COMFORTABLELIFE

マイホームは一生で最も大きな買い物だからこそ、快適で健康に暮らせる家を選びたいもの。
高性能な住宅は、循環器系の疾患リスクを減らし、家族の健康を守ることにもつながります。
長く住む場所だからこそ、快適さと健康を両立した住まいを。
未来への投資として、温熱性能を重視した家づくりをおすすめします。

ZEHネット・ゼロ・エネルギー・ハウス

住宅性能や性能の良い設備機器により「住まいの省エネ性」を高めて使用するエネルギー量を減らし、なおかつ、家庭で利用できるエネルギーを太陽光発電などで「自家発電」し、必要なエネルギーを 「自給自足」できる住まいのことです。

2023年度、ニッケンホームが施工した新築住宅の中で、ZEH仕様の住まいが 占める割合が87%となり、年度目標を達成しました。これを受け、ZEH ビルダー評価で最高ランク6 つ星の評価をいただきました。

ZEH

住宅の消費エネルギーを「減らす」と「創る」で、おおむね0(ゼロ)、またはそれ以下にすること

消費するエネルギー − 省エネエネルギーの無駄を省く + 創エネ ≦ エネルギー収支ゼロ ニッケンホームはZEHビルダーです

全棟『BELS(ZEH)評価書』
を取得

ニッケンホームのZEH仕様の住宅は、全棟『BELS(ZEH)評価書』を取得。
施工した住宅のUA値を正確に計算し、確かな品質と性能の住宅を皆様にご提供いたします。

ハウス・オブ・ザ・いやー・イン・エナジー8年連続受賞

ZEH住宅で暮らすメリット

  1. 光熱費削減

    冷暖房効率を高めて光熱費を削減できます。最新の省エネ基準を満たしたZEH住宅は冷暖房効率が抜群。エアコン等を短時間回しただけでも長時間保つから冷暖房の電力消費量はグンと下がります。

  2. 健康で快適な暮らし

    ZEH住宅には、夏は涼しく冬は暖かい快適な環境で過ごせるメリットがあります。また、断熱性の高い住環境により、部屋同士の温度差が小さいことも特徴です。特に冬の寒い季節は、急激な温度変化によって引き起こされる脳卒中や、心筋梗塞などのヒートショックの軽減にも繋がります。

  3. 環境への貢献

    CO2削減に貢献できるエコ住宅です。
    住まいの消費エネルギーを削減し、太陽光発電などの自然エネルギーを利用することで、Co2を削減し、地球温暖化の防止に貢献します。

  4. 災害時でも

    電気が使える

    太陽光発電により、太陽が出ている日中であれば、停電時でも電気を使えます。また、太陽光発電によって創り出した電気を、蓄電池に貯めておくことで、非常時でも電気が使用可能です。

  5. 資産価値の向上

    2030年にはZEHは標準的な住宅に変わります。国は現在、築後20年でほぼ無価値になる戸建住宅の査定基準の改定を進めており、買い替えや売却時築年数ではなく、質の高さで評価するようになってきています。これから住宅を購入する際は、将来を見据えて、次世代基準の家を建てることが必要なのです。

  6. 補助金・金利優遇が
    受けられる

    国は2050年までにカーボンニュートラルを実現(温室効果ガスの排出を全体としてゼロに)することを目指しており、ZEHに対する補助金制度を設けています。一定の要件を満たす必要がありますが、ZEH住宅にすることで補助金を受けることができます。

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パッシブデザイン

太陽の光や風通しなど自然エネルギーを上手く利用し、快適な暮らしを実現するための設計手法です。

  1. 年中快適に過ごせる

    パッシブデザインのベースは高気密・高断熱。そして日射取得と日射遮蔽です。冬は窓から太陽の熱をしっかりと取り入れることで、少しの暖房でも寒さを感じません。
    夏は庇の長さによって日差しを防いだり、風通りの良い窓設計により、室温の上昇を防ぐことができ、少しの冷房でも快適に過ごせます。

  2. 光熱費を抑えられる

    太陽の熱や光、風などの自然エネルギーをうまく活用することで冷暖房や照明の使用頻度を少なくし、光熱費を抑えることができます。

  3. 環境に優しい

    エアコンの使用頻度を抑えることで電気の使用量が減り、CO2の排出量を減らすことで環境への負荷も小さくなります。

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自然の力を生かして省エネルギーを実現するパッシブデザインと、太陽光発電などの創エネルギーで実質的に消費エネルギーをゼロ以下に抑える住宅(ZEH)を融合させた快適な住まい、それがニッケンホームの提案するパッシブZEH。身体的にも経済的にもゆとりある家づくりを目指しています。

使うエネルギー − (エネルギーを作る・減らす 断熱・省エネ・創エネ) ≦ エネルギー0
  • 断熱性能

    家の断熱性が高くないと、いくら冷房や暖房を使っても、室内の熱が外に逃げてしまい、部屋全体が快適な温度を保てません。また、断熱性を高めることによって、無駄なエネルギー消費が抑えられ、光熱費削減にも繋がります。

  • 日射取得

    冬場、南側の窓辺は太陽が暖かく注ぎ込みます。窓を大きくすることによって、効率的に太陽光を取り込み、室内を暖かくします。日射熱を利用することで暖房コストを抑えます。

  • 蓄熱性能

    日射取得した熱を室内にとどまらせ、夜間も暖房として使用します。蓄熱性能を良くすることによって室内変動が小さくなり、快適性が向上し、暖房コストを抑えます。

  • 日射遮蔽

    夏場は陽の光が室内に入ることによって、室温が上昇します。軒や庇、袖壁などを利用して、真上から差す夏の暑い日差しを遮ることで、熱中症を防ぎ、冷房をかけすぎなくても過ごしやすい家になります。

  • 通風

    心地よい季節には外気を取り入れて風を感じる生活を。風の入口と出口をつくり風の通り道をつくることがポイントです。建物内の空気は、低い位置から高い位置へと移動します。それを考慮して窓の大きさや配置を工夫すれば、家の中に効率よく風を通すことができます。

PERFORMANCE

01トリプル断熱

住宅の断熱は、壁内に施工する「内断熱」が一般的ですが、ニッケンホームでは壁外にも「外張り断熱」を施工。より高い断熱性能を実現しています。
さらに外張り断熱に高性能外壁材ALC(パワーボードNEXT)を直接施工するダイレクトプラス工法を採用。
ダイレクトプラス工法は、断熱材との確実な密着が可能なため、水に濡れる心配がなく、理想的な施工方法だと考えています。

ニッケンホームのトリプル断熱構造図

02アクリアウール

内断熱は袋に入っていないグラスウールを使用し、壁内の隅々まで隙間なく施工した上で、気密シートで内壁を囲むことで壁内結露を防止しています。

03ネオマフォーム

外張り断熱は、トップクラスの断熱性能を誇る旭化成建材「ネオマフォーム」を採用。ネオマフォームの主な特徴は、高断熱性能、長期断熱性能、耐燃焼性能、環境性能の4つになります。
熱に強く、熱で硬化する特徴があるフェノール樹脂を使った断熱材です。

04旭化成建材「へーベルパワーボードNEXT」

外壁材でありながら、「防火性」「遮音性」「断熱性」を合わせ持つ高性能な材料です。 また、「耐用年数60年」の高耐久力でランニングコストがあまりかかりません。
通常のパワーボードより「断熱性」「遮音性」が高く、「軽量化」もされた『パワーボードNEXT』を採用。

耐久性の違い(イメージ)ヘーベルパワーボードの基材は60年の耐久性、窒素系サイディングは耐久性30年
  • 耐久性(年数)
    塗り替えなどの適切なメンテナンスをもとに張り替え不要と推定される年数で、保証値ではありません。
    なお、塗り替えの時期は使用する塗装の種類によって異なります。
  • ヘーベルパワーボード
    ヘーベルパワーボードNEXTを含みます。

05高性能断熱サッシ

住まいの中で最も熱の出入りが多い場所は「窓」です。「窓」の断熱性能を高めることで、住宅の断熱性能を高めることができます。
年中快適な暮らしをしていただくために、「高性能断熱サッシ」を採用しています。

06ダクトレス全熱交換換気システム

熱損失を抑え光熱費を削減しながら、簡単お手入れでいつまでも清潔でクリーンな空気環境を保てるバランスの取れた次世代型換気システムです。
気密性の向上にともない、24時間換気システムはより重要度が増しています。どれだけ断熱性能を高めても、換気設備から熱が出入りしては住環境は良くなりません。
また、ダクト式の場合、施工不良や停電時にダクト内で結露するリスクがあることから、長期的にみてダクトレスが最適だと考えています。

室温を保つための効率的な排気と給気を50秒ごとに切り替えておこないます