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暮らし方
2020.11.15

根強い人気のキッチンカウンターの魅力

戸建住宅で人気の設備にキッチンカウンターがあります。賃貸住宅ではキッチンカウンターのある物件を探す方が大変ですが、戸建住宅では家族とのコミュニケーションの場になったり、朝食の場になったりととても人気があります。

キッチンカウンターは主に2種類のタイプがあり、壁などの仕切りが全くないフルオープンタイプと、壁や吊戸棚で部分的に仕切りがあるセミオープンタイプがあります。

どちらもキッチンからダイニングやリビングが見渡せますので、料理をしながらでもリビングやダイニングにいる子どもたちの様子を確認したり、家族とのコミュニケーションが取れるような環境になります。今回は近年、人気が高く主流となりつつあるオープンタイプのキッチンカウンターのメリットとデメリットを見ていきたいと思います。

 

開放的で独立型アイランド型キッチン

キッチンカウンターの中でも、最近はフラットなタイプが人気です。今まではキッチンの天板からカウンターが立ち上がり、料理等を乗せられるサービスカウンターが付いているタイプのキッチンが主流でした。

現在は天板がフラットで独立型のオープンタイプが人気です。システムキッチンメーカーも主力製品として売り出しており、ショールームに行っても一番目立つ場所に展示していることが多いです。島のように独立してキッチンがあるので、アイランド型キッチンとも呼ばれます。

オープンタイプのアイランド型キッチンは余計な壁や収納がないので死角となるものがなくなります。そのため、キッチンに隣接するリビングやダイニングと一体感が増し、空間が広く感じるでしょう。

ショールームや住宅展示場で採用されているキッチンを見ても、開放的で明るく感じます。大きく広がる天板は、子どもたちも料理を運ぶ手伝いをしたり、食後の片付けなどキッチンの反対側から気軽に手伝うことができるようになります。

また、360度フラットなので、複数人での作業も適しています。作業をする場所が従来より大幅に広がることで、料理の補助や配膳等を数人で作業することも可能です。

また、キッチンのレイアウトも自由度が高まります。独立型なので、自分の好みに合わせてキッチンとダイニングを組み合わせることができます。キッチンの向かいにダイニングテーブルを置いてカウンターのように使うこともできますし、キッチンと並行してダイニングテーブルを置くことも良いでしょう。

好みに合わせた自由度の高い間取りを選択することができるのも、アイランド型キッチンの魅力です。

 

デメリットは収納力とオープンであること

オープンタイプのキッチンカウンターのデメリットは、収納力が小さいことがあげられます。特に吊戸棚がないことで開放感を強く得られますが、その分、収納力が削られてしまいます。メーカーもキッチン下を広く取る工夫をして収納力アップをしてきましたが、調理器具や食器等が増えていくと収納力が物足りなくなるでしょう。

それを補うためにキッチンの後ろの壁面に収納を設置することがスタンダードです。壁面収納は高さを生かして収納力を増やすことができます。吊戸棚を設置するよりも、見た目もすっきりとします。

また、オープンタイプのキッチンはオープンであることがデメリットになる面もあります。死角になるものがなく、隠す場所がないので常に整理整頓が必要です。突然の来客があってもキッチンまわりがよく見渡せる状態なので、見せたくないものも見えてしまうデメリットがあります。

また、料理中の油が気づかぬうちにあちこちに飛んでしまいます。オープンタイプのアイランド型キッチンは、壁等の仕切りがないので料理の油を受け止める壁がありません。

油を受けとめる壁があれば、その壁だけを掃除することで済みますが、アイランド型キッチンの場合は料理中の油がダイニングやリビングの床に飛び散ることになりますので、こまめな掃除が必要になるでしょう。

料理中の油だけではなく、匂いや煙も部屋に広がりやすくなります。換気扇が煙や匂いを吸い込むように設計はされていますが、換気扇をつけ忘れていたり、料理を焦がしてしまって換気扇の性能以上の煙が発生したときは、壁や吊戸棚がないことで煙や匂いが部屋に広がりやすいです。

料理中はこまめに換気扇をつけることはもちろん、料理が終わった後もしばらくは換気扇をつけておくことで、匂いや煙が部屋に広がることを抑えることができます。

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