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住宅選びのポイント暮らし方
2019.03.19

戸建住宅と分譲マンションのメリット・デメリット

マイホームを検討されている方々の大きな2つの選択肢として、戸建住宅にするか分譲マンションにするかがあります。どちらも優れている点がありますので、戸建住宅と分譲マンションを比較して悩まれている方も多いのではないでしょうか。
戸建住宅と分譲マンションのメリットとデメリットを比較しながら、ご家庭のライフスタイルや経済的な面を考えてみましょう。

子どもたちが部屋の中で騒いで遊んでも大丈夫な戸建住宅

マイホームを持ちたいと考えるタイミングとして、子どもの成長とともに今より広い家に住み替えたいと考えるご家庭も多いです。
小さな子どもや小学生くらいのお子さんがいることを考えると、戸建住宅の方が分譲マンションよりも気楽に子育てができるかもしれません。
子どもたちは、家の中で飛び跳ねて遊んだり、追いかけっこをしたりと活発に遊ぶことも多いです。特に男の子だと家の中でも元気いっぱいに遊ぶのも想像できます。
ただ、その時に気になるのが騒音の問題。分譲マンションであれば、走り回ったり飛び跳ねたりすると、隣の部屋や階下の部屋から苦情が来る可能性もありますし、場合によっては上の階のお部屋からも苦情が来るかもしれません。
子どもたちが騒いでも苦情を言ってこない方が住まわれることもありますが、隣近所の騒音は案外気になるものです。部屋の中で楽しく遊んでいるだけの子どもを止めるのも大変です。
いつ隣接した部屋から苦情が来るか、気にしながら子育てするストレスは想像しているよりも大きいでしょう。こうした思いから、賃貸分譲マンションから戸建住宅へ引越しを考えるご家庭もいらっしゃいます。
その一方で戸建住宅は、隣の住宅とは建物が離れていますので騒音の問題はあまり心配ありません。子どもたちが走り回って遊んでいても、振動や騒音が直接伝わりませんので、苦情が来ることはないでしょう。子どもが大きな声を出して遊んでいる時は、窓を閉めてしまえば子どもの声もシャットアウトできます。
子どもの声だけでなく、好きな音楽を聴きたいときや友達たちが集まってパーティをしている時も、隣近所を気にせずに過ごせるストレスフリーなのは戸建住宅のメリットでしょう。

分譲マンションは管理組合が建物の維持・修繕を行う

戸建住宅と分譲マンションでは建物の維持・修繕の管理を誰が行うかという部分が異なります。分譲マンションであれば、管理組合が建物の維持や修繕の管理を行います。エントランスやロビー、廊下などの日々の清掃業務から、外壁の修繕、屋上防水の修繕など各世帯のお部屋の外は、管理組合でメンテナンスをしていきます。
管理組合がメンテナンスを行っていきますので、個々の世帯が修繕計画を考える必要もありませんし、エントランスなどの共用部の掃除もお任せすることで問題ありませんので、分譲マンションは気楽に建物の維持ができるメリットがあります。
一方でデメリットとしては、自由度が少ない点が挙げられるでしょう。例えば、分譲マンションの外壁の修繕が必要になった時、塗装で塗り替えてすませるのか、外壁材を交換して新しくするのかは分譲マンションの住民たちの総意によって決まっていきます。
もっと細かく言えば、重厚感のあるタイル貼りの外壁が気に入って分譲マンションを購入したのに、メンテナンスや修繕費用を優先してタイル貼りではない他の外壁材で修繕が行われてしまうかもしれません。そうした自由度がないため、入居当初にあった環境とは異なる分譲マンションになる可能性もあるでしょう。
また、お金の面でも自由にならない点があります。分譲マンションでは毎月、各世帯が負担して修繕費用を積み立てます。入居当時の修繕積立金が、年数が経過するに連れて値上がりしていくことも多いです。最初は2万円だったのが、気がつくと3万円の負担になってしまうと、家庭の負担は大きくなるでしょう。分譲マンションの修繕費用が、積立するペースで賄えきれなくなると、積立金額を値上げするしかありません。

戸建住宅は自由に修繕ができるのが魅力

戸建住宅の場合は、個人の思いによって修繕内容も変えられますので自由度が高い点がメリットです。修繕費用も1世帯だけで考えますので、安く抑えることもできますし、将来的にメンテナンス費用が安くなる方法で修繕することも自由に選択できます。
また、分譲マンションでは例えば部屋の玄関ドアを変えることやベランダを造作するのも禁止されていることが多いです。玄関ドアやベランダは各世帯が使用するものになりますが、分譲マンション全体の景観にも関わりますので好きな玄関ドアに取り替えたり色を塗ったりすることは難しいです。
一方で戸建住宅のデメリットとしては、修繕費用の負担は個人で行わなければなりませんし、積立を行うのも個人で実行する必要があります。毎月、少額でも良いので定期預金や保険の積立など計画的に積立を行うと、将来的に修繕費用の発生にも対応でき安心です。

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