シニア世代のキッチンレイアウト|壁付けなら、振り返ってすぐ配膳できる
家づくりのこと
キッチンとダイニングテーブルの距離は、何歩ぶんでしょうか。
ふだんは気にならない距離でも、年齢が上がるほど、料理を持って歩く数歩がこたえてきます。高齢のご家族と暮らす場合や、シニア世代だけで暮らす家では、ここの設計が毎日の負担を左右します。ここでは、配膳の動線を軸にキッチンとダイニングの関係をお伝えします。
バリアフリーの安心
高齢者の暮らしを考える上で欠かせないのが安全性への配慮です。ニッケンホームの住まいは、段差を極力なくしたバリアフリー設計が基本。段差がないことで、つまずきや転倒のリスクを抑え、家の中で移動する際も負担が少なくなります。将来的な歩行器や車椅子の使用を想定して動線を設計することもできるため、長く安心して暮らせる住まいにつながります。

キッチンとテーブルの距離
ダイニングのプランを考える際、ポイントになるのがキッチンとの位置関係。高齢の方がいるご家庭では特に、使いやすさや配膳のしやすさを重視するようにしましょう。対面キッチンは定番ですが、配膳のために移動距離が長くなってしまうことが考えられます。手元を隠すために腰壁を立ち上げることも多く、これが高くなりすぎると料理を運ぶ際に負担を感じてしまう可能性もあります。
壁付けキッチンは、背後にダイニングテーブルがあるため動線がシンプルで、配膳や後片付けがスムーズになります。振り返ってすぐに料理を置ける距離感は、高齢の方にとって大きなメリットと言えるでしょう。サイドダイニングも、同じように移動距離が短くなる点ではメリットがあります。

どの形がいいかは、ご家族の体の状態とキッチンの使い方で変わります。対面キッチンでも腰壁を低めにすれば負担は減りますし、壁付けでも背後の通路が狭ければ動きにくくなります。図面の数字より、実際に立って何歩か歩いてみるほうが早く分かる部分です。
ニッケンホームの高断熱の住まいは、部屋と部屋の温度差が小さく、一年を通して快適な室内を実現します。ヒートショックや熱中症のリスクを低減して、シニア世代にとっても安心の住まい。福祉事業で多くの高齢者向け施設を建てているため、そこで蓄積したノウハウを注文住宅に生かせるのも強みです。
シニア世代の家づくりもぜひ、ニッケンホームまでご相談ください。
扶桑町K様邸|お母様との同居にあわせて建て替えた、平屋

お母様との同居にあたって建て替えた家です。「冬も暖かく過ごせる家に」という要望から、ZEH仕様の断熱性に。平屋なので階段そのものがありません。キッチンは2列で、作業台が背後にあるので振り返るだけで手が届きます。記事で書いた「移動距離を短くする」が形になっている部分です。収納も随所に配置して、しゃがむ・背伸びする動作を減らしています。
| 建築種別 | 平屋 |
|---|---|
| 所在地 | 扶桑町 |
| 延床面積 | 35.00坪(115.52㎡) |
| UA値 / BEI | 0.45 / 0.32 |
一宮市今伊勢町モデルハウス(平屋)|配膳の距離を、実際に歩く


1枚目が外観、2枚目がリビングです。キッチンからテーブルまで何歩か。腰壁の高さは料理を持ったときに邪魔にならないか。これは立って動いてみるのがいちばん早い確かめ方です。平屋なので段差の少なさもそのまま体感できます。ご家族と一緒に見ていただくと、話が具体的になります。
| 建築種別 | 平屋 |
|---|---|
| 所在地 | 一宮市今伊勢町本神戸 |
| 見学 | 完全予約制・1組ずつ60〜90分 / 10:00〜17:00・水曜定休 |