家づくり相談会 資料請求

より安心で快適な家づくりのために

HEAT20

建ててから「もっと断熱や品質にこだわればよかった」と後悔する声は少なくありません。
施工品質や断熱性能は、住み始めてからの耐久性や快適性に直結します。
家の性能はあとからは上げにくいからこそ、最初の選択が何より大事。
10 年後、20 年後も「この家にしてよかった」と思えるために、高性能・高品質な家づくりを。

設計住宅性能評価だけでなく、
建設住宅性能評価も全棟実施

ニッケンホームは、設計段階の性能評価だけでなく、実際の建設現場における性能評価もすべての住宅で実施しています。
設計図面に基づいた住宅の性能を専門機関がしっかり審査し、さらに建築中の工事状況や完成後の品質まで、第三者が現場で厳しくチェック。
この二段階の評価を通じて、お客様に安心して長く住んでいただける住宅をご提供しています。
信頼の証として、評価書も発行。万が一のトラブル時にも安心できるサポート体制を整えています。

01 住宅性能評価制度とは? ―家づくりに安心と信頼をプラスする制度―

「住宅性能評価制度」は、あなたの大切な住まいの“性能”を、専門の第三者機関が客観的にチェックしてくれる制度です。
家を建てるとき、「地震に強い?」「長持ちする?」「ちゃんと断熱されてる?」といった目に見えない性能はとても気になりますよね。そんな疑問に、数値と等級で“見える化”してくれるのがこの制度です。
この評価制度は、「消費者が優良な住宅を安心して選べるように」という目的でつくられ、国の法律にもとづいて運用されています。

02なぜ“建設まで”
審査を受けるの?

住宅性能評価は、以下の2ステップで評価が行われます。

  1. 設計住宅性能評価

    設計の段階で図面や計算書などを審査し、その住宅の性能を評価するもの。

  2. 建設住宅性能評価

    建設の段階で設計図面通りに施工されているか現場検査で確認するもの。

    現場では、計4回の検査(基礎、躯体、断熱、完了時など)が行われます。「設計」と「施工」の両方を第三者が確認してくれるから、“図面だけよくても、実物が違った”という心配がありません。
    完成後には見えなくなってしまう部分も含めて、きちんとチェックされるため、家づくりの透明性と安心感が格段にアップします。

034つのメリット

  1. 性能が“見える化”され、

    わかりやすい

    耐震性、耐久性、省エネ性など、目に見えない性能が等級や数値で明確に表示されるので安心。

  2. 第三者のチェックで安心!

    国に登録された評価機関により公正なチェックを受けることができます。
    設計だけでなく施工のチェックを受けることでより安心。

  3. 税制優遇や保険割引も!

    【フラット35】Sなどの住宅ローンの金利優遇対象に。地震保険料が最大50%オフになるケースも。贈与税の非課税枠も拡大(最大1,000万円まで)。

  4. 長期優良住宅の認定も
    同時に取得できる

    住宅性能評価は公的な厳しい審査のため、長期優良住宅も同時に取得することができます。長期優良住宅の認定取得は将来的な資産価値の向上にもつながります。※直貼り工法は非対応です。

04住宅性能評価 10の分野

住宅性能評価制度は、新築住宅の品質を客観的に評価するため、
さまざまな性能をチェックします。
その中でも、評価必須対象とされる01~04の4分野は、
住宅の安全性・耐久性・快適性の基盤となる
非常に重要な項目となっています。

評価必須 4分野

  1. 構造の安定―耐震性

    地震や台風などの自然災害に耐える建物の強さを評価

  2. 劣化の軽減―耐久性

    建物の耐久性や劣化しにくさを評価

  3. 維持管理・更新への配慮

    配管や設備の点検・交換のしやすさを評価

  4. 温熱環境―省エネ性

    断熱性や省エネ性能で快適さを評価

  5. 火災時の安全

  6. 空気環境

  7. 光・視環境

  8. 音環境

  9. 高齢者への配慮

  10. 防犯対策

ニッケンホームの家は
必須対象の4分野で高い等級を標準化

  1. 耐震等級3

    建築基準法の1.5倍の耐震性を持つことを示す評価で、地震に強い家づくりを客観的に証明する最も高い基準です。

  2. 劣化対策
    等級3

    構造の主要部分(柱や土台など)に対して、通常の自然環境の中で、おおむね75年〜90年程度もつとされる耐久性があると認められた証です。
    ※パワーボード直貼り工法は等級 2 となります

  3. 維持管理対策
    等級2以上

    給排水管やガス管、換気設備など、住宅のメンテナンスに関わる部分が点検・交換しやすいように設計されているかを示す評価です。

  4. 断熱等性能
    等級5以上

    国が定めた断熱性能の評価基準の中でも上位クラスの等級で、夏は涼しく、冬は暖かい。一年を通して快適な室内環境を実現できる性能です。

HEAT20 を基準とする家づくり

HEAT20とは、「一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」が提唱する、住宅の断熱性能に関する指標です。
住まいの断熱性能を3つのグレード(G1・G2・G3)で表したもので、国が定める「断熱等性能等級」よりも、さらに一歩進んだ“より快適で、より省エネな住宅”を目指すための次世代基準として注目されています。

HEAT20は、「ただ暖かい・涼しい」だけではなく、健康・快適・省エネ・長寿命という、家族の未来を守る性能を備えた基準です。

これからの家づくりは、見た目の良さや広さだけでなく、中身の性能も大切。ニッケンホームはこのHEAT20の考え方に基づき、お客様の暮らしを豊かにする住まいをご提案しています。

HEAT20 のポイント

  1. 年中快適な家

    冬の最低体感温度+5度/H28省エネ基準の住宅:おおむね8度を下回らない(15度未満になる割合30%)/HEAT20 G2:おおむね13度を下回らない(15度未満になる割合15%)
  2. 家全体暮らしやすい温度に
    保たれている

    ①血圧改善で身体の負担が減る
    朝まで保たれている家全体の暖かさが、起床時の血圧を下げます。
    ②ヒートショックを未然に防ぐ
    家中が暮らしやすい快適な温度のため、お風呂やトイレで急激な室温変化がなく、ヒートショックを予防できます。

    1月25日 21時リビング(暖房室)とトイレ(非暖房室)との温度差 断熱性能の低い家:温度差5度、断熱性能の高い家:温度差0.2度
  3. 家族の健康力をアップ

    高断熱・高気密な住宅は、冬場の結露を防止することで、カビやダニの発生を抑えます。これにより、アレルギーやアトピーなどが改善することがきます。

    転居後の改善に関するアンケート
  4. より少ない光熱費で経済的に
    家中をまるごと冷暖房できる

    断熱性能の高い住まいは、大きな魔法瓶のようなもの。
    外からの熱気や冷気による影響を受けにくく、快適な室内環境を維持できます。そのため、冷暖房効率が良くランニングコストを抑えることができます。

    断熱性能が低い家の年間空調光熱費は約4.6万円、断熱性能が高い家は年間約1.1万円と年3.5万円の節約になる
  5. 外皮平均熱貫流率(UA値)
    とは?

    UA値とは、「家の表面」からどれだけ「熱(暖気や冷気)」が出入りするかを表した数値です。
    数値が『小さい』ほど熱の出入りが少なく、少しの冷暖房で快適な住空間を維持できます。

    UA値が大きいとたくさん出ていく… UA値が小さいと熱を長時間キープ!
  6. すき間を減らして熱の出入りを防ぐ

    C値とは、「家のすき間」がどれくらいあるかを表した数値です。数値が『小さい』ほど隙間が小さく、空気が必要以上に出入りしません。「空気が出入りしない=熱の出入りが少ない」ということになります。
    ※実際の数値は、間取りや仕様により異なります。

    C値が小さくと快適な温度の空気をキープ!

    ニッケンホーム基準C 値 0.50 ㎠ / ㎡

ニッケンホームの家は…

数値だけでみればG3の家が最もよい住宅に見えますが、
「コスパ」と「建てる地域に最適な住宅性能のバランス」が重要です。
ニッケンホームでは、この地域で最もバランスが良い最適な家づくりは
「G2レベル」の住宅だと考えています。

ニッケンホームの3つのグレード:grand UA値0.26、prime UA値0.40、smart UA値0.56

POINT

HEAT20の住宅では、断熱性能だけでなく「開口部(窓)」のデザインも重要な要素です。
単に断熱性の高い窓を使うのではなく、日射を考慮し、東西南北それぞれの方位に合わせて最適な窓の配置・性能を計画することで、家全体の快適性と省エネ性を高めます。
たとえば冬には南からの太陽熱を効率よく取り込み、夏には過剰な日射を遮る工夫をするなど、季節ごとの温度・エネルギー・光環境のバランスを大切にした窓選びにもニッケンホームはこだわっています。