住まいづくりのコラム

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土地
2018.02.06

一戸建ての土地の探し方とは?

一戸建て住宅の購入を検討している人で、土地も同時に購入したい人は、家を建てる目的や希望の生活スタイルによって探し方が変わってきます。
優先したい条件を整理することで、理想の家づくりに最適な土地を探すことが出来ます。

親族から土地を譲渡してもらえる場合

一戸建て住宅を購入する時に土地も同時に購入するケースがほとんどですが、中には親や親族が既に土地を持っており、その土地を分けてもらうというケースも少なくありません。特に親から分けてもらうケースは、親が家を建てて住んでいる敷地内に住宅を新築することで、土地を取得するための費用を大幅に削減することが出来ます。

また、名義を誰にするのかによって、土地を取得するためにかかる費用が異なりますが、親の名義のまま住宅だけを自分の名義で建てる場合、かなりの節約効果になります。ただし、譲ってもらう場所の広さや利便性によって条件の縛りに差が出てきます。

都会の一等地の場合、広さがあまり確保できなかったり、日当たりの悪さなどを妥協しなければならないケースがあります。また、譲ってもらえる場所が田舎の場合、通勤や通学に不便が生じるケースも少なくありません。

親族から土地を提供してもらえる場合、長く住むことを考えて、家族で快適に暮らすことが出来るかについて検討する必要があります。土地は無料でも建物は高額になりますので、安さだけで考えず、家族でしっかりと話し合うことが必要になります。

土地の壌渡に発生する贈与税

土地を譲渡すると、贈与税がかかります。通常の贈与の場合、税金のかからない基礎控除額は年間で110万円のみです。それ以上を超えるのであれば、贈与税を納めなければなりません。

ただ、子どもが20歳以上であり、親が60歳以上の場合は「相続時精算課税制度」が利用できます。この場合、譲渡価格の2500万円までは贈与税が非課税になります。つまり、税金を支払う時期が相続時まで繰り延べられるということです。税金が不要になるわけではないので注意しましょう。

子どもに土地を分ける場合、相続する方法と贈与する方法、また売却する方法など、いろいろと考えることが多くなってきます。税金の知識をしっかりと持ち、スマートに土地を渡すことができるようにする必要があります。また、親からの譲渡以外で土地を探す場合には、探し方にポイントがあります。

なるべく条件を付けずに検索することがポイント

一戸建て住宅の購入を考えているときは、住みたいエリアでネット検索をかけて土地を探す人が多いと思います。一般的に、住むエリアとは通勤や通学に便利であるか。また、インフラが整っているか、治安が良いかなどの条件を総合的に判断して決める人が多いでしょう。

通勤や通学に便利で治安が良く、駅が近くて日当たりが良く広い土地というと、確かに条件は良いのですが、それだけ高額になってしまいます。予算が決まっている人は、どこか妥協をしなくてはならない点が出てくるのが実情です。一般的に利便性のよい土地は、お金を払ってでも欲しがる人が多いため、高額になりがちです。駅から徒歩圏の場所に戸建て住宅を建てるのは、サラリーマンだと難しいケースがあります。

特に通勤圏のエリアで駅から近い物件は、高額になりがちです。その場合は、バスや車で最寄りの駅まで通うと良いでしょう。ネットで物件を探すときにはなるべく条件をつけすぎずに広く探すのがポイントです。しかし、譲れない条件は人によって異なりますので、絶対に譲りたくない条件以外は、なるべく条件を付けずに探すのがポイントです。

地元密着型の不動産屋に依頼する方法

一戸建て住宅を建てる時、インターネット上に出回らない土地が存在することもあります。そうした物件は、口コミで取引されたり知人同士のツテで売買されています。住みたいエリアが決まっている場合、そのエリアを得意とする不動産屋がいますので、ある程度の条件を指定して探してもらうのも得策です。

インターネット上の物件は全国の人が見られるようになっていますが、地元の不動産屋では、そうした一覧に掲載されない物件が突如舞い込んでくることがあります。地元に強い不動産屋は必ずありますので、住みたいエリアが決まっている人の場合、そうした不動産屋のいくつかに声をかけておくと、予算や条件にあった物件を購入できる確率が高くなります。
ニッケンホームでもご紹介できますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

自分の足で探すメリット

最近では売地の看板がいたる所に立てられているため、自分の希望するエリアに物件が出ているケースもあります。住みたいエリアに売地が出ているかを知るには、不動産屋に声をかける方法もありますが、自分の足で探す方法もあります。

看板には電話番号が記載されており、大抵は土地の管理者が連絡先として登録されています。車で回れば一度にたくさんの物件を見つけることが出来ますので、気になっているエリアがある方は自分の足で探すのも良いでしょう。

広めの土地の場合でも、切り売りしてもらうことが出来るケースもあります。疑問や質問も含めて問い合わせることで、理想の物件に巡り合うことが出来るかもしれません。こうしたケースは主に田舎の物件に多く見られる傾向があります。また、売り主が直接看板を立てていることもありますので、住みたいエリアで売地の看板を見つけたら、まずは問い合わせてみてはいかがでしょうか。値引き交渉に応じてもらえる可能性もあります。

不動産屋&住宅会社をバラバラで探すのが大変な為、手間がかかってしまいます。
ニッケンホームでは土地建物両方を含めた相談・総資金計画を立てることができ、安心して家造りの計画を進めることができます。詳しくはこちらをご覧下さい。

まとめ

一戸建て住宅を購入する際には、一戸建てを建てる土地を同時に探す必要がありますが、希望する条件に見合った物件を探すためには、親族が持っている土地を譲渡してもらい、建てる方法や、インターネットを利用したり、地域密着型の不動産屋に相談する方法。また、自分の足で探す方法があります。
住宅は一生関わる話になりますので、時間が許す限り妥協せず、希望の条件を満たすよう諦めずに努力しましょう。

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