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住宅選びのポイント
2023.06.09

外断熱、内断熱の家で一生快適に暮らす

家を建てる時、誰もが“住み心地の良さ”にこだわることは言うまでもありません。確実に言えるのは、断熱性の高い家は住み心地のいい家の一つだということです。隙間を作らず、断熱性を高めた家であれば、一生快適に暮らせるといってもいいでしょう。今回は、断熱性を考えた暮らしをピックアップして取りあげていきます。

外断熱と内断熱の違い

断熱にこだわると、室温が安定し、快適な暮らしが実現します。断熱方法には、外断熱と内断熱の2種類があります。

外断熱・・・建物の柱と壁の間に断熱材を設置し、柱の外側で断熱することです。建物の外側の家全体を包み込むイメージになります。

内断熱・・・断熱材を柱や門柱の隙間、天井や床下に入れて内側に設置するのが内断熱です。

断熱性能の高さは「UA値」という数値を見れば、わかるようになっています。数値が小さいほど、高断熱だということです。断熱材の種類は様々あり、予算に応じて相談・選択するといいでしょう。

断熱性と気密性は比例関係

断熱性を考える時に欠かせないのが気密性の問題です。両者はセットとなり、どちらの数値が低くても快適な暮らしとはなりません。「断熱性を高め、外気温の影響を受けにくいること」、気密性は「隙間をなくし、室内の温度を一定に保つこと」によって、安定した快適さが保てるわけです。

断熱性を示す値が「UA値」なら、気密性を示す値は「C値」になります。「C値」も同じように、数値が小さいほど隙間が少なく、気密性が高いということになります。

高断熱をうたう住宅メーカーは多くありますが、「高断熱・高気密のレベルが同じようになっているか」「断熱材の質を選んでおすすめしてくれるか」をチェックする必要があるでしょう。

断熱性能が高い家のメリット

よく、「断熱性能が優れている家」という言葉を耳にするのではないでしょうか。断熱性能が高ければ、室温が外気温に影響を受けにくくなり、夏は涼しく冬は暖かくというシンプルな快適さを手にすることが可能になります。

暮らしの中で実感できるメリットとしては、冷・暖房が隅々まで良く効き、光熱費の節約につながり、結露防止にもなるため、掃除や健康面にいい影響があります。高齢者や身体が弱い方など、温度差によって血圧や脈拍に大きなダメージを受けやすい方にとっても、ヒートショック予防となることは、大きなメリットです。

断熱性能が高い家のデメリット

断熱性が高い家に何のリスクもないかといえば、デメリットはあります。だた、メリットのほうが断然大きく、快適に暮らしていくためには断熱性能を失くすことはあり得ないことです。

①ハウスダストが発生しやすい可能性
空気の移動が少ないため、ハウスダスト対策は必要です。24時間換気システムで時間をかけて空気の入れ替えることをおすすめします。

②壁内部・床下・天井裏で結露が発生する可能性
断熱材は完全密封ではありませんから、どうしても結露の問題は出てきます。だたし、施工業者の熟練度やペアガラスなどの設置で結果は違ってくるでしょう。

③イニシャルコストが高い可能性
当然、断熱性が低い住宅と比べれば、それだけコストがかかることになりますが、長い目で考えればコストが高いというだけではない結果につながるでしょう。

一生快適に暮らせる家

特に注文住宅を建てるとなると、あれもこれもこだわりたい箇所ばかりでしょう。間取りをはじめとしてキッチンやバスルーム、トイレといった水回りなど、どうしても目に見える箇所を優先的に考えがちですが、断熱性や気密性を高めるような、目に見えなくても重要となる箇所も忘れないようにしたいものです。

高断熱住宅はイニシャルコストとしてかかりますが、一生ものと考えれば、快適さを手に入れることは他の設備にかける費用とは意味合いが違ってくるでしょう。

ニッケンホームの注文住宅なら高断熱・高気密

ニッケンホームの注文住宅なら、高断熱・高気密の住宅にこだわった、高性能ZEH(Solieシリーズ)のラインナップが充実しています。ニッケンホームのZEH住宅は、断熱性の高さを示す「UA値」が0.34~0.56。北海道の地域基準が0.46ですから、いかに高断熱かがわかるでしょう。また、気密性を示す「C値」は0.47㎠/㎡。一般的な「C値」は0.5㎠/㎡ですから、同様に気密の高さがわかるでしょう。
※モデルプランによる計算値。建物の大きさ・間取り・仕様等により、異なります。
さらに、ニッケンホームでは、HEAT20G2レベルの認証を取得し、より精度の高い家づくりをご提案しています。

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