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災害に強い住宅工法
2022.09.02

2×4、2×6工法ってなに?木造在来軸組工法との違いや特徴を紹介

木造住宅には軸組み工法や2×4工法、2×6工法など、同じ木造建築でもさまざまな工法があります。今回は「2×4、2×6工法ってなに?」をテーマに木造住宅の特徴や2×4、2×6工法のメリット、デメリットについて紹介します。

軸組工法と2×4工法の違い

軸組工法や2×4工法という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。実際、木造住宅の多くに軸組工法が採用されており、歴史のある日本家屋も木造軸組工法で建てられています。そこで、まずは伝統的な軸組工法と2×4工法の違いについてみていきましょう。

木造軸組工法の特徴

木造軸組工法とは在来工法とも呼ばれており、日本に古くから伝わる伝統的な建築工法です。現代の木造住宅でも幅広く採用されている工法であり、今日の木造住宅の代表的な工法といえるでしょう。

木造軸組工法の最大の特徴は柱と梁で建物を支えるという点です。柱と梁を組み合わせて骨組みを作り、そこに屋根や壁などを取り付けて家を完成させます。

木造軸組工法は「線や点で支える」と表現されることがあり、文字通り地震などの揺れを梁や柱、筋交いで支えるのが特徴です。

2×4工法の特徴

2×4工法は北米発祥の工法であり、日本では「木造枠組壁工法」という名称で呼ばれています。ただ、ほとんどのハウスメーカーや工務店で日本名の「木造枠組壁工法」ではなく2×4工法や2×6工法と呼ぶことが多いでしょう。

2×4工法は最初に枠組みを作り、構造用面材を枠組みに接合させます。構造用面材は四方の壁と天井、そして床に接合させるので、組み合わせると大きな六面体構造となります。

木造軸組工法のように「線や点で支える」のではなく、「面で支える」のが2×4工法の最大の特徴といえるでしょう。

2×4工法と2×6工法の違い

2×4工法のほか、2×6工法という工法があります。ここでは、それぞれの違いをみていきましょう。

2×4工法では2インチ×4インチ(38mm×89mm)の木材を使用しますが、2×6工法では2インチ×6インチ(38mm×140mm)の大きな木材を使用します。どちらの場合も基本的な工法に変わりはありませんが、使用する木材の大きさが違うので呼び方が異なります。

2×4工法よりも2×6工法のほうが幅の大きい木材を使用しているので、より耐震性能や断熱性能が高いと言われています。とはいえ、その分木材コストが高くなってしまうということも覚えておきましょう。

2×4、2×6工法のメリット、デメリット

これまで木造軸組工法や2×4工法、2×6工法の特徴や違いについて紹介しましたが、ここでは、実際にメリット、デメリットについてみていきましょう。

2×4、2×6工法のメリット

2×4、2×6工法の最大のメリットは高い耐震性です。木造軸組工法の場合、地震の揺れを柱や梁で支えるので、揺れを強く感じてしまうというデメリットがあります。しかし、2×4、2×6工法は六面体でしっかりと地震の揺れを吸収するので、高い耐震性を実現することが可能です。

実際、2011年の東日本大震災では地震で建物が変形して全壊した件数は0件であり、半壊は2件と98%以上が「被害なしまたは多少の被害」に該当しています。

(※出典:https://www.2x4assoc.or.jp/act/chosa/file/110804_4.pdf)

そのほか、断熱性の高さがメリットといえるでしょう。六面体構造となっているので、高い気密性を確保でき、結果的に優れた断熱性を実現することが可能です。

2×4、2×6工法のデメリット

高い耐震性や断熱性など、さまざまなメリットがありますが、家づくりを検討するにあたり、デメリットについても理解しておかなければなりません。

木造軸組工法の場合、2×4、2×6工法に比べて使用する木材の量が少ないので、その分建築コストを抑えられます。さらに、木造軸組工法であれば使用する木材、大きさや長さを調整することで、建築費用を調整しやすいというメリットがあります。

一方、2×4、2×6工法の場合はJAS規格やJIS規格で使用しなければならない部材が定められています。そのため、建築コストの調整がしにくく、建築費用が高くなるというのがデメリットといえるでしょう。

とはいえ、耐震性や断熱性が高いことから、快適な家づくりができるのはもちろん、安心かつ安全な暮らしを実現することが可能です。そのため、家づくり計画を進める際は建築費用だけでなく、工法や家の性能をしっかりと比較検討することをおすすめします。

まとめ

2×4、2×6工法は優れた耐震性と断熱性が特徴であり、近年注目を集めている工法です。さらに、最近はZEH住宅などの省エネルギー住宅も主流化しているので、建築費用や毎月の光熱費など、総合的な資金計画をもとに家づくりを検討してみてはいかがでしょうか。

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