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住宅工法
2015.10.30

どんな種類がある?住宅建築の工法

「結婚を機にマイホームを建てよう」、「家族が増えたから一戸建てを建築しよう」などといった理由から、家づくりをご計画の方もいるのではないでしょうか。家づくりは、完成までにかかる期間や金銭面から考え、頻繁に行えるものではないといえます。そのため、一度の家づくりで丈夫かつ住み心地のよい家を建築するには、「どのような建築工法で家を建てるか」という点について、きちんと考えることが大切になります。

そこで今回は、家づくりの際に押さえておくべきポイントである、"住宅建築の工法"についてご紹介します。
建築工法次第で、耐久性や耐震性に優れた家になるかどうかは大きく変わってきます。家づくりの流れを知る上でも、家づくりを考えているのなら建築工法についてしっかりと把握しておきましょう。

家づくりの流れを知るなら"建築工法"の把握を

家づくりに取り掛かる前に知っておくべきこととして、"住宅建築の工法"が挙げられます。住宅建築の工法にはさまざまな種類があり、それぞれ仕組みや魅力、建築後のメリットなどが異なります。
以下では、木造軸組在来工法と木造枠組壁式工法、鉄筋コンクリート工法、鉄骨組工法の4つの建築工法についてご紹介します。

・木造軸組在来工法
木造軸組在来工法は、日本で古くから受け継がれている工法です。今もなお、住宅建築ではこの工法が多く用いられています。木の柱や梁を使って骨組みを行う木造軸組在来工法の魅力は、なんといっても"耐震性に優れている"というもの。地震大国である日本で家づくりを行う場合は、耐震性がかなり重要なポイントとなってきます。そのため、木造軸組在来工法は家づくりに取り入れるべき工法だといえます。なお、この工法は耐震性だけでなく、耐久性や耐火性にも優れています。

・木造枠組壁式工法 ― 2×4(ツーバイフォー)工法
木造枠組壁式工法は、アメリカから伝わった建築工法です。特徴としては、"使用できる材料サイズが決められている"という点が挙げられます。使用可能なサイズは6種類で、そのなかでも2インチ×4インチがよく使われることから、"2×4(ツーバイフォー)工法"と呼ばれることもあります。
この工法では木の柱や梁で建物を支えるのではなく、合板等で作る壁で支える仕組みとなっており、地震や台風などの災害にも強い点が特徴です。また、断熱効果も期待できるため、導入すれば室内を適温かつ適湿な状態で保つことができます。

・鉄筋コンクリート工法
鉄筋コンクリート工法では、名称の通り鉄筋やコンクリートを用いて家を建てていきます。この工法の魅力は、鉄筋とコンクリートそれぞれのデメリットを打ち消すことができるという点です。鉄筋は錆びやすさとコンクリートの割れやすさを互いが補うことで、耐久性に優れた家づくりが可能となります。ちなみに、コンクリートは音の反射性に優れているため、この工法を導入すれば防音効果も期待できます。

・鉄骨組工法
この工法では、鉄の柱や梁を使って骨組みをつくります。「鉄骨は錆びやすいのでは?」と心配に思う方もいるかもしれませんが、ハウスメーカーや工務店にて独自の防錆対策を行っているため、安心して利用いただけます。
鉄骨組工法で使用する鉄骨は、重量鉄骨(厚さ6mm以上)と軽量鉄骨(厚さ6mm未満)の2種類。地盤の状態などを確認しながらどちらの鉄骨を使用するか決めていきます。この工法では、材料を一から作らずに既に作られた材料を使用することが多いため、作業工数を減らすことができます。その結果、家が完成するまでの期間を短縮することが可能です。ちなみに、鉄骨組工法は耐震性に優れているため、災害に負けない丈夫な家を建築することが可能です。

家づくりの流れを知るなら積極的にモデルハウスを見に行こう

家づくりを行う上で大切になってくるのは、"情報収集"です。家づくりをお考えの方の多くは、雑誌やインターネットを利用して家づくりの流れに関する情報を収集し、間取りや設備などを考えているはず。様々なメディアを通して情報を得るのも良い方法のひとつだといえますが、モデルハウスを見に行き家づくりの流れを理解するのも非常に効果的であるといえます。

モデルハウス見学では、家の設備や間取りなどを間近で確認することができます。そのため、「どのような家づくりを行おうか」というイメージが湧きやすくなります。さらに、前述した住宅建築の工法についての確認も可能であるため、「この工法を選べば、こういう家が完成する」といったことも把握できるのです。
また、モデルハウス見学には家づくりをサポートする業者の営業担当者がいることが多いため、家づくりの流れについて気になることがあればすぐに質問することができます。再度家づくりの流れを一通り確認するもよし、自身の建築イメージにアドバイスをもらうもよし。実際にモデルハウス見学に参加してみて感じたことや疑問に思ったことを積極的に質問してみましょう。

このようなことから、モデルハウス見学は家づくりの流れについて理解できる場といえます。家づくりを考えるならぜひ参加してみてください。

安全性の高い質のいい家づくりをするために

家づくりの流れを理解する上でぜひとも知っておきたい"住宅建築の工法"。これをあらかじめ把握しておけば、耐久性や耐震性などに優れた家を建築することができます。快適な住まいを建築し、かつその状態を長く維持したいのであれば、事前に家づくりの流れだけでなく、住宅建築の工法についても把握しておきましょう。

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