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太陽光発電住宅
2015.07.09

我が家にはどれがぴったり?太陽光発電システムの選び方

太陽光発電システムを取り入れる前に。~おさらい~

テレビやニュースでよく耳にするようになった「太陽光発電システム」。「太陽光発電システム」といえば、大きな工場や企業で使われるもの...... というイメージはありませんか? 近年、工場や企業では太陽光発電システムを積極的に導入し、環境保全の活動に努めています。一般家庭でも取り付ける家庭が増え、今では珍しいと感じないほどメジャーな存在になっています。そんな太陽光発電システムは、「エコでクリーン」というイメージが抱かれますが、実は環境に優しいだけではないのです。
一般家庭に太陽光発電システムを導入するメリットとして、「従来の方法での発電量を大幅に削減できる」という点が挙げられます。つまり、発電量を抑えられる分だけ電気料金を抑えることができる、お財布に優しいシステムなのです。後ほど紹介する「全量買取制度」は、家計を助ける制度となっています。

一般住宅・家庭にぴったりな太陽光発電システムって?

太陽光発電システムといっても、我が家のどこに取り付ければいいのか? 屋根に取り付けるパターンが一般的だが屋根の形状によっては取り付けられない場合もあるのでは? と考えられることも。ですが、ご心配には及びません。一般家庭に取り付ける太陽光発電システムは、様々な構造の屋根に取り付けることができます。たとえば瓦屋根や切妻屋根、陸屋根にも取り付けることができます。

以下では、一般家庭で多く取り入れられている太陽光発電システムのメーカーをご紹介します。
・カナディアン・ソーラー
太陽光から得られる電力の出力を25年保証しているという圧倒的なパフォーマンスが特徴。本社があるカナダでは珍しくない大量の積雪に耐えられる強度な独自のモジュールと、日本国内で製造されたシステム機器で造られた太陽光発電システムです。10kw以上の太陽光発電を求めるならカナディアン・ソーラーがおすすめです。

・カナメソーラールーフ
新築物件だけでなく、今ある住宅の改修に合わせた設計が可能。様々な種類の屋根の構造に対応でき、日本独自の瓦屋根やその他の素材とのマルチな組み合わせの際におすすめです。デザイン性にも優れており、屋根の色と合わせ和風や洋風住宅にも対応できます。フラットな構造なので雪の積もる地域でも積雪に困ることなく使用し続けることができます。

太陽光発電システムで節約できるというけれど......

太陽光発電を取り入れれば家計の足しになる、節約になるとよく聞くが、結局のところどういう仕組みなのか分からない...... という方も多いはず。太陽光発電システムを導入した家庭でも、使用する電力(キロワット)やその使い方で「お得かそうでないか」が変わります。また、今後取り入れる時期でお得感が大幅に変わる予想も立てられています。
以下では、導入を検討する前に知っておきたい「kw(キロワット)」という単位や、電力買い取りの仕組みをご紹介します。

・太陽光発電で用いられる用語「kw(キロワット)」とは?
太陽光発電システムやソーラーパネルの説明に必ずといっていいほど出てくる「kw(キロワット)」。これは発電量を示す単位、発電システムの大小を表す単位です。家電製品でよく見かける「w(ワット)」は、使用される電力の大きさを示しています。 ちなみに、「kw/h(キロワットアワー)」は1時間あたりの電力使用量を示しています。

・気になる電力買い取りの仕組みについて
太陽光発電システムの魅力はなんといっても「余った電力が売れる」ことです。かといって、考えなしにkw数の大きい太陽光発電システムを導入すればいいという話ではありません。各家庭の電気の使用量に合わせて適切な用量を選ぶ必要があります。

太陽光発電で蓄積された電力は日々の使用電力として消費されますが、余った電力は余剰電力として売ることができます。こうした制度は余剰電力制度と呼ばれており、10kw以下のソーラーパネルを取り付けた住宅が制度を利用できる対象となります。
太陽光発電で溜めた電力は、使用せずに全て売ることも可能です。この全量買取制度は10kw以上のソーラーパネルであることが条件となります。
少ないkwであればあるほど設置料金が安くなり、日々の電力をソーラーパネルで補うことができます。kwが大きければ大きいほど売れる電力は増えますが、大きな電力を生み出すにはそれだけ設置料金がかかります。
そのため、住宅ローンや収入、住宅の引き継ぎなど将来を考慮してソーラーパネルを設置する必要があります。

太陽光発電システムを設置するなら今

太陽光発電システムを導入することで生み出される電力の買取り金額は、年々低下しています。とはいえ、買い取り価格はソーラーパネルを設置した年の価格が継続して適用されるシステムとなっているため、たとえば2012年に設置した場合はずっと40円/kWhのまま、2015年7月に設置した場合は27円/kWhのまま、ということになります。
今後の太陽光売電価格の変化を正確に予測することはできませんが、毎年下がり続けている傾向から考えると今後も下がり続ける可能性があります。まさに太陽光発電システムを設置するなら今がチャンスといえるでしょう。
電力を余分に使用する必要がなく、家計にとっても環境にとってもエコに繋がる太陽光発電システム。リフォームや新築物件の購入を検討している方は、ぜひ検討してみてください。

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