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土地
2021.01.20

もしかしたらデメリットになるかも?角地の特徴を捉えて有効活用へ

角地は人気が高く、角地だけに絞って探される場合は土地を見つけるまで苦労するケースが多いです。角地は基本的に1区画に4つしかありませんので、希少性が高く、その分、土地の価格が高くなる傾向があります。

そうした希少性の高い角地ですが、戸建住宅を建てる上で特徴を理解して建設をしないと、角地のメリットを活かしきれず、むしろデメリットになってしまう可能性があります。

角地は他の土地と比較すると特徴的でメリットも多いので、希望している人にとってはデメリットになる可能性もあると聞くと驚くかもしれません。土地の購入をしてから後悔することは避けたいところです。

そこで今回は人気が高い角地について、特徴をしっかりと把握して有効活用ができるようにしたいと思います。

戸建住宅を建設する上で土地選びは重要です。事前に知っていれば避けられるトラブルがあるとすれば、知っておくことで無用なトラブルを避けることができるでしょう。

角地は、メリットが多い土地ですが、角地であることで制限も出てきますので、そうしたことも頭に入れながら新築住宅の土地探しを行うと良いでしょう。

メリットとしては、敷地が2方向以上の道路に面していることで、開放感が得られ日当たりも良いことです。道路に面した側は、住宅が密接して建てられることもないので、将来的にも日当たりの良さや風通しは、一般の土地よりも良いです。

道路を2方向に面していることで防犯上のメリットもあります。敷地が開けていることで、外部からの視線も届きやすく、防犯性が高まります。また、住宅の入り口や駐車場の配置が2方向から選ぶことができますし、日当たりの良い方角にリビングやダイニングを配置するなど間取りの面でもメリットが得られます。

ただし、2方向の道路に面している角地であっても、道路を挟んで向かい側に背の高いマンションやビルが建てば、日当たりや風通しの妨げになり、絶対に安心とは言い切れませんので注意が必要です。

角地は道路斜線制限において2方向からの縛りが発生します

魅力が多い角地ですが、デメリットも存在します。まず、建築基準法上で斜線制限というものがあります。簡単に説明すると、採光や通風等を確保する上で定められており、敷地に面している道路によって建物の高さ制限を設ける法律になります。

道路斜線制限です。どのように制限がかけられるかと言うと、敷地が接している道路の反対側の境界線から、法律で定められている勾配の斜線を斜め上に引いていき、その斜線の高さを超えた建物は建てることができません。

斜線の勾配角度は、用途地域により異なりますが、住宅用地であれば1:1.25の角度で斜線が引かれます。そのため、接している道路の幅が広ければ、高さの制限が少なくなりますし、道路幅が狭い敷地であれば、道路斜線制限による高さの制限が多くなります。

角地の場合、この道路斜線制限が2方向から縛りが出てくることを考えなければなりません。角地では、2道路緩和として一定の緩和措置を設けながら道路斜線制限を考えることになりますが、接している道路や敷地の面積や形状によっては、想像していたよりも高さに制限がかかり、思っていた戸建て住宅を建てられないこともあります。角地であっても面している道路幅が狭い等があれば、購入する前にどのような住宅が建てられるか確認をしましょう。

建ぺい率の緩和が得られる一方、隅切りで使えない土地が発生する場合も

角地は建ぺい率の縛りが緩和されるメリットがあります。道路の交差点に面する角地は、建ぺい率の上限が10%上乗せされます。

例えば、建ぺい率60%の敷地であっても、角地であればプラス10%の70%の建ぺい率として土地を活用できますので、新築住宅を建てる上では有利に働きます。使える敷地が広くなりますので、土地を有効活用することができるでしょう。

その一方で、角地の場合に敷地の角の部分の一部を土地として使用できない隅切りという制限がかけられる場合もあります。交差点の見通しを確保したり、車が角を曲がりやすくするための措置となります。

隅切りの部分は建物や塀を建てることができませんので、その分、使える敷地が狭くなってしまいます。隅切りは角地ならではの制限となりますので、知らないまま購入してしまうと後で驚いてしまう方もいるかもしれません。

この隅切りの制限や角地による建ぺい率の上乗せについては、それぞれの自治体が定めることになります。詳細は自治体によって異なりますので、新築住宅を建てられる土地の自治体に定められたルールが適応されることになります。

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