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住宅選びのポイント暮らし方
2020.03.26

注文住宅で内装材を考える!

注文住宅でどのような住宅にしようか考えた時、内装について色々と頭を悩ませている方を多く見かけます。頭を悩ませていると言っても、楽しみやワクワク感で悩んでおられる方が多いです。

住宅の印象を決めると言っても過言ではないくらい、内装材は室内空間のイメージの要となります。内装材にこだわりを持って住宅を建てる方も多いです。

壁紙のクロス仕上げが一般的ですが、塗壁の仕上げだったり、木を用いていたりタイルを用いたりと色々な内装材の選択肢があります。

今回は内装材の種類や特徴について見ていくことで、内装をどのようにしようか悩んでいる方のサポートをいたします。

最もポピュラーな内装材は壁紙クロス仕上げ

内装材の中でも一番有名で、使われる頻度も高いのが壁紙クロスです。壁紙クロスの仕上げは、比較的、価格を安く抑えることができるので普及しやすい内装材です。

壁紙クロス自体の価格も安いのですが、施工時も扱いやすく短期間に施工することが可能です。新築から年月が経過して、汚れてしまったり経年劣化が発生しまったりしても、張り替える費用も安く済ませることができます。

手入れも簡単で、ビニールクロスであれば水を固く絞った雑巾で拭き掃除も可能ですし、子どもが鉛筆で落書きをしても消しゴムで消すことができます。ボールペンで書かれても、場合によっては消しゴムで薄くすることができるでしょう。

ビニール以外にも素材として壁紙の種類は豊富にあり、紙でできていたり木綿やレーヨンなど織物でできたクロスもあります。素材によって、同じ壁紙クロスでも耐久性や価格が異なり、メンテナンス性も違いますので、自分のライフスタイルに合ったものを選びたいです。

素材の雰囲気を出す内装材といえば塗壁

塗壁は日本の住宅には古くから採用されてきた内装材です。漆喰や珪藻土、土壁などの種類があります。それぞれ風合いや機能が異なるので、イメージにあった内装材を選ぶためにサンプルを見るなどして特徴を知っておくと良いでしょう。

塗壁のメリットとしては、天然素材を壁に塗って仕上げるので壁紙クロスにはない独特な風合いを出すことができます。塗り方もいくつかパターンがあり、コテの跡を残すコテ波仕上げやブラシで模様を付けるハケ引き仕上げなど、同じ材質でも塗り方の仕上げパターンによって全く別な印象を与えることができます。和風な印象を与えたり、洋風な風合いを演出してみたりと職人の技術によって塗り壁は色々な表現が可能です。

また、自然素材を用いているので、塗り壁自体が調湿性能を有し、湿度が高い時は湿度を吸収し、湿度が低くなれば湿度を放出します。

デメリットとしては、表面に凹凸があるので、ホコリが付着した時の掃除がしにくい点や、飲み物等をかけた時にシミになって残りやすいところでしょう。メンテナンスを手軽にしたい場合は壁紙クロスにはかないませんが、インテリアに合わせて部分的に漆喰仕上げの壁を作るなどアクセントに用いるのもメンテナンス性とデザイン性を考えると素敵です。

また、珪藻土といった素材も注目されています。低コストだったり消臭効果や調湿効果が高かったりとメリットがあり、近年、人気が高まっている塗壁材です。気になる方はサンプルを手に取って質感等を確かめてみると良いでしょう。

やさしさとナチュラルな印象がある木の内装材

内装材を木材で仕上げた室内は、ナチュラルでやさしげな印象を受けます。特に無垢材を用いると、重厚感もある住宅になります。また、木材で仕上げた場合は、梁を隠さずに見せる仕上げにすると、天井も高く見えますし、よりナチュラルさを演出することができるでしょう。

木材で仕上げれば調湿性も得られますし、保温性もあり、素足で歩くととても気持ちの良く感じます。また、木材は年月が経過することで風合いが増していきますので、時間の経過とともに住宅全体がアンティーク家具のような風合いに変わっていきます。

木材のデメリットとしては、メンテナンスが必要なところでしょう。気温や湿度によって反りや割れが発生することがあります。そのため定期的なメンテナンスを行って予防を図ることが必要です。

耐久性や防水性が高いタイル仕上げ

タイルと言えば、マンションの外壁に使われていたり、古いお風呂がタイル仕上げだったりする印象があると思います。しかし、内装材としてキッチンなどの水回りにタイルを使用する方が増えています。

タイルはデザイン性が高い面もありますが、機能的にも優れている面があります。ステンレスは水がはねてすぐに汚れが目立ち始めますが、タイルは水はねによる汚れがつきにくいです。さらにタイルの耐久性は高く、大きさや色合いも様々なデザインがありますので、タイルを採用する家庭が増え人気が高まっています。

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