住まいづくりのコラム

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住宅選びのポイント土地
2019.11.24

新築戸建て住宅の床面積はどれくらいが最適?

新築の戸建て住宅を建てる時に検討しなければならないのが、どのくらいの大きさの家を建てたいのかということ。家の大きさによって、部屋の広さも変わりますし部屋数も変わってしまいます。家のサイズが広ければ、建築に必要な費用も増えてきますので、全体的な資金計画にも影響します。
また、広い家を建てる場合は、それに相応の土地でなければ建てることができませんので、家の大きさを考えることは重要なポイントになるでしょう。どのくらいの家であればちょうど良いのかは、世帯毎に事情が異なるのでこれくらいがちょうど良いとは一概には言えません。家族の人数にもよりますし、小さなお子さんがいるのか成人したお子さんがいるのか、近い将来的に家族が増えるのか、二世帯で住もうとしているのかなど、様々な要因によって必要な家の広さは変わってきます。
そうした世帯事情によって最適な家の広さは変わってきますが、一般的な広さを1つの指標として考えることは目安となって良いでしょう。建てた後に必要以上に広すぎる家であったり、逆に手狭で住みにくいことにならないように、しっかりと検討した上で家を建てたいところです。

全国的な新築戸建て住宅の広さは126.8平方メートルが平均

住宅金融支援機構が調査するフラット35利用者の新築戸建て住宅の広さを見てみると、全国平均では126.8平方メートル、建築費用の平均は3,390.4万円となっています(2018年度フラット35利用者調査)。126.8平方メートルを坪数に直すと38.3坪となります。東海地区(愛知県・岐阜県・三重県)では128.1平方メートル、建築費用は3,474.7万円、愛知県では129.1平方メートル、建築費用は3,538.3万円が平均値となっています。地区によってもばらつきがありますが、おおよそ130平方メートル弱、坪数で言えば40坪弱くらいの床面積が一般的な広さだと分かります。

一般的な戸建て住宅は130平方メートル弱、建設コストは3,300~3,500万円程度

国土交通省からも、3人家族で100平方メートル、4人家族で125平方メートル程度が快適に暮らすことのできる面積と言われています。フラット35を利用する方々の平均値で見ると、住宅の面積は130平方メートル弱となります。
フラット35の平均値は、2人暮らしなどの小規模の世帯から2世帯住宅の大規模な世帯まで、様々な家の平均となりますが、おおよそ4人家族程度の広さが多いです。
また、建築費用で見ると、全国的に戸建て住宅の建築費用は3,300万円~3,500万円弱程度になります。こちらも平均値ではありますが、資金計画を考える上での参考値として捉えることができるでしょう。
ここで出てくる建築費用は、土地代は含まれておらず建物を建てる費用のみとなっています。そのため、土地を所有しておらず新たに土地の購入が必要な場合、総額ではこの建築費用に土地代がプラスされることとなります。1,000万円の土地を購入した場合は、土地と建物で4,500万円程度を目安として考えることができます。
新築戸建て住宅を建てる費用の総額を4,500万円とし、そのうちの4,000万円分を35年ローンで組むと考えた場合、金利を考えなければ毎月約9.5万円の返済金額となります。住宅ローンの金利が1.5%で組んだ場合、金利負担も含めると月々の返済額は12.3万円(ボーナス返済なし)、ボーナス返済を22.1万円行った場合は月々の返済額は8.6万円となります。
上記の毎月の返済額を負担するのが難しいようであれば、家の面積を小さくしたり他の土地にしたり、親からの支援や自己資金の増額を行うことで返済の負担を小さくすることができます。

全国平均より小さな家でも快適な暮らしは可能

予算や土地の制限の関係で、平均的な戸建て住宅より小さな家を建てることもあります。狭い家であれば、生活がしにくそうなイメージがあるかもしれませんが、必ずしも「家が広い=生活が快適」ということにはなりません。家の建て方次第では、広くても使い勝手が悪くなる場合がありますし、狭くても使い勝手の良い家になります。
例えば、無駄なスペースや動線が悪い家だと、床面積だけ広くなって使い勝手は悪くなります。そのような無駄なスペースを排除し、効率的な動線で間取りを設計すれば、小さくても快適な家になります。
床面積は平面の広さだけとなりますので、高さは無視していることになります。例えば、部屋の上部に収納場所を多く設置すれば、同じ面積であっても部屋を広く使うことができます。
ニッケンホームでは大収納空間のある家も提供しており、使い勝手が良く収納力抜群のスペースを間取りに取り入れることで、床面積以上の収納場所が確保できます。また、子どものおもちゃや、使用頻度の低い季節ものを収納でき、リビングやダイニングなどもすっきりとした快適な生活ができます。

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