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家づくりのこと
2023.11.16

断熱性と気密性の深い関係。断熱だけでは意味がない!?

こんにちは、ニッケンホームです。

住宅性能の中でも非常に重要な断熱ですが、実は断熱性だけ高めても完璧ではありません。断熱と深い関係があり、住み心地や省エネ性を左右するのが「気密性」です。今回は建物の気密についてお伝えします。

気密性ってなに?

高温側から低温側へ移動する特性がある熱。この熱の移動を抑える、つまり熱が伝わりにくくするのが建物の断熱です。一方、気密は空気の出入りを少なくすること。いくら断熱性を高めても、建物に隙間があれば外気が入ってきたり、室内の空気が逃げてしまったりして、快適な環境は維持できなくなります。

気密性を高める=高気密は、隙間が少なく空気の出入りが少ない状態。断熱材が本来の性能を発揮するためには、気密性を併せて高めておくことが重要なのです。高断熱と高気密の両立が快適な室内環境と省エネ、光熱費の削減につながります。

高気密は空気がこもる?

「高気密住宅は空気がこもるのでは?」という声を聞くことがあります。空気の出入りを最小限にしているからこその懸念ですが、実はこの点はある住宅設備の設置が解消しています。それが24時間換気システム。高気密住宅は空気がこもりやすい、結露が発生しやすいというデメリット、実はかなり前の建物に対するイメージが残っているとも考えられます。

現在、24時間換気が義務化されていて、全ての住宅に換気システムが備えられています。高性能な24時間換気システムをしっかりと稼働させておけば、室内の空気は時間をかけて入れかわるため、こうしたリスクも低減できているのです。

ニッケンホームはC値0.5

気密性も断熱性と同じく、数値で表すことができます。気密性はC値(シーチ:相当隙間面積)で示され、断熱性のUA値と同様に数値が小さいほど高気密となります。

ニッケンホームの家はC値0.7を基準としています(※)。今後、高気密の家を実現するための施工現場での取り組みなどもご紹介していきます!

※モデルプランによる計算値で、建物の大きさ、間取り、仕様により異なります。

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