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家づくりのこと
2022.03.17

トリプル断熱の「トリプル」って…?

こんにちは、ニッケンホームです。

夏は涼しく冬は暖かい、一年を通して快適な室内環境を実現するニッケンホームの家。過ごしやすい環境に大きく貢献しているのが断熱性です。ニッケンホームでは、断熱性の向上を目的に内断熱・外張り断熱にプラスαしたトリプル断熱」の家も展開しています。
今回はこの「トリプル」について、詳しくご紹介したいと思います。

高性能グラスウールとプラスチック素材の断熱材

内断熱と外張り断熱を組み合わせた家を「ダブル断熱」と呼びます。
ニッケンホームは、内断熱に高性能グラスウールを使用。すき間なく充填するため袋入りではなく裸のグラスウールを使い、気密シートを貼って気密性を確保しています。袋入りを使えば施工の手間は省けますが、極力すき間をつくらないため、手間がかかってもこの方法を採用しています。

外張り断熱には「ネオマフォーム」と呼ばれるフェノール樹脂の断熱材を使用します。熱に強く、熱で硬化する特性のあるプラスチック素材で、自動車の部材やフライパンの取っ手など高い断熱性・難燃性が求められる場所に使われています。
内断熱だけの建物は壁の中と外に温度差が生まれ、冬場に見えない壁内で結露が発生してしまう可能性があります。結露は断熱材の欠落や構造材へのダメージなどが懸念されるため、しっかりと対策することが重要。外張り断熱は建物全体を外側から断熱するため、壁や天井の表面温度を下げず結露を防ぐことが可能です。

内断熱(グラスウール)+外張り断熱(ネオマフォーム)ダブル断熱で、十分に高い断熱性を実現します。

さらなる高断熱を求めて

トリプル断熱は、上記のダブル断熱に外壁断熱層を加えたものを指します。ニッケンホームを選んだ理由として挙げられるお施主様も多い「ALCパワーボード」。この外壁材が、外壁断熱層を構成します。

パワーボードという外壁自体、サイディングやモルタルに比べて高い断熱性を有しています。細かい気泡に含まれた空気が層をつくり、熱の伝わりを抑えているのがその理由。
通常、外壁を施工する際は胴縁(どうぶち、壁の下地部材)と呼ばれる部材を使って通気を確保しますが、ネオマフォームとパワーボードの組み合わせの場合、この通気胴縁が不要な「ダイレクトプラス工法」が可能というのがポイントです。

ダイレクトプラス工法は、ネオマフォームとパワーボードを確実に密着させるため、高い防水性と防露性を実現。パワーボードの断熱性能を十分に生かした建物に仕上げることができるのです。

トリプル断熱がもたらす快適な室内空間は、ぜひニッケンホームのモデルハウスでご体感ください。

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