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【スタッフ紹介】設計担当・森大介「何気ない会話から、理想の家に」

STAFF BLOG

スタッフ紹介

注文住宅の設計担当・森です。

私は家づくりの際、「要望の奥にある本当の理想」を見つけることを大切にしています。

以前、「収納がたくさんほしい」というご要望を持つお客様がいらっしゃいました。ただ、よく話を聞いてみると、実は困っていたのは旦那様の趣味のキャンプ道具を置く場所「収納を増やせばなんとかなるだろう」と考えていたようですが、そもそもキャンプ道具は家の中に入れにくいものでもあり、私からは、お部屋の収納を増やすのではなく、玄関横にアウトドア専用の収納スペースを確保するよう提案したんです。これが大正解で、準備も片付けも驚くほど楽になったと喜んでいただけました。

後に奥様から「実は家の中から引っ張り出して準備したり、家の中に片付けたりするのがすごく嫌だった」と打ち明けられ、本当に提案してよかったと感じた出来事です。お客様のご要望の奥に隠れた理想があるケースもあり、それを見つける大切さを実感しました。

もちろん、ご自身でも気づいていない理想を見つけるのは簡単ではありません。意識しているのは、家づくりとは関係のないことも含め、とにかく話を聞き、本音や価値観を掘り下げること。だから結構どうでもいい会話も多いです(笑)。夫婦間だからこそ話しづらいというケースも少なくないですが、そこは第三者の立場で自然に引き出す役割を意識します。会話の中で、本当の理想が浮かび上がったときは、大きなやりがいを感じる瞬間ですね。

あるご夫婦からは、「平屋が建てたい」とご相談があったのですが、打ち合わせの中で旦那様が私に、「実は2階建てでもいい」と言うんです。予算のことも考えると、平屋っぽい見た目の2階建てでもいいと。よくよく聞いてみると、間取りやデザイン以前に平屋を希望する理由があり、それが「掃除」だったんです。日々の掃除についてご夫婦それぞれの考え方があり、なんとなく平屋にすれば掃除は楽で、お互いに嫌な思いはしないだろうというのが背景にあったよう。

家づくりはお客様のライフスタイルや価値観をカタチにする工程なので、ときには夫婦間、家族間でデリケートな思いをぶつけ合わないといけない場面もあります。だからこそ、とにかく話を聞き、整理していくのは私の大切な役割。打ち合わせは長くなるかもしれませんが、それぞれが納得できる結論に導いていくことが重要だと思っています。