土地の形状はこだわるべき?整形地・不整形地について
家づくりのこと
こんにちは、ニッケンホームです。
家づくりや土地探しを考え始めた際、よく目にするのが「整形地」「不整形地」という土地に関するキーワード。今回は整形地・不整形地の違いと、それぞれのメリット・デメリットについてお伝えします。

■整形地と不整形地の違いとは?
整形地とは、四角形や長方形のように角が直角で形の整った土地のこと。それに対して不整形地は、三角形や台形、旗竿地など、形がいびつな土地を指します。
形の整った整形地の方が建物を配置しやすく、土地を無駄なく使える一方、不整形地は道路との接し方や角度、形状がさまざまで、同じ面積でも建てられる建物の形が変わることがあります。そのため不整形地は設計上の工夫が重要ですが、使い方次第で個性を生かせる土地でもあります。
■整形地のメリット・デメリット
整形地の最大のメリットは、設計の自由度が高く、理想の間取りを実現しやすいこと。正方形や長方形のため、建物と駐車場、庭の配置をバランスよく計画できます。将来的に売却する際も人気が高く、資産価値が維持されやすい傾向です。
整形地は人気が高い分、価格が高くなりやすいのはデメリット。同じエリア・面積で比べた場合、不整形地より数百万円高くなるケースもあります。土地探しの際は、予算も踏まえてよく検討する必要があるでしょう。
■不整形地のメリット・デメリット
不整形地の魅力は、土地価格を抑えられる点です。制約がある分、相場より安く購入できるケースが多く、予算を抑えて希望のエリアに住める可能性が高まります。設計の工夫次第で個性的なデザインや印象的な外観を実現できる点も魅力です。
一方、土地の形に合わせた設計が求められるため、建てたい家がそのまま建てられない可能性もあります。駐車スペースや採光、動線など、入念なプランニングは必須。不整形地に家を建てる際は、その土地を生かせる住宅会社を選ぶことが重要です。
次回は、不整形地の種類や設計の工夫についてご紹介します。