家づくり成功の秘訣は、たくさん話すこと!?
家づくりのこと
こんにちは、ニッケンホームです。
家づくりを考え始めたとき、多くの人が最初に思い浮かべるのは「間取りをどうするか」「部屋数は?」「便利な収納と動線がほしい」といったことではないでしょうか。
ただ、理想の住まいを実現するために大切なのはまず、身近な部分に焦点を当てること。普段の生活について振り返り、それを設計担当者に伝えることが重要です。

■日常をたくさん話そう
注文住宅をプランする際、多くの人は「どのような建物を建てるか」という点を注目するものです。間取りや部屋数、広いリビング、余裕のある収納、便利な動線―。これらはもちろん重要ですが、その背景にはお客様それぞれの暮らし方、生活パターンがあり、そんな日常を設計に落とし込んだ方が満足度の高い家にはつながりやすいのです。
例えば、
・家族それぞれの起床時間は?
・ご夫婦の休みは同じ?
・買い物はまとめて?それともこまめに?
・コストコで大量の買い物をすることは?
・洗剤や日用品は、種類ごとに使い分ける?
一見すると細かい話ですが、これらは生活動線や家事動線、部屋の配置、収納量などを左右する大きなヒントになります。こうした日常生活についてたくさん話していただくほど、お客様の理想の一邸に近づきやすく、より暮らしやすい間取りが実現します。

■修正が続くのはヒアリング不足のサイン
一方で、家族構成や部屋数といった表面的な情報だけでプランをつくると、リアルな暮らし方が反映されないため、お客様にとってはしっくりこない状態が続いてしまいます。「この部屋をもう少し広くしたい」「ここの動線を変えたい」と、何度も修正を重ね、それでもなかなか納得できないプランは、設計担当者のヒアリングが不十分なことも考えられます。修正を重ねているうちに疲れてしまったり、納得していないのに契約してしまったりすると、住み始めてからの後悔につながってしまうかもしれません。
あまり暮らし方について聞かれず、何回もプランを修正するような場合は注意しましょう。
■たくさん話すのが納得への近道
ヒアリングというと堅苦しく感じるかもしれませんが、実際は日々の暮らしについて雑談のような会話の中にたくさんのヒントはあるものです。たくさん話していただくことで、設計担当者はご家族のライフスタイルや価値観、こだわりなどを感じとり、家をカタチにする材料を得られるのです。
家づくりは、暮らしをつくることでもあります。遠回りに思えるかもしれませんが、暮らしについてたくさん話していただくことこそ、納得できる家づくりへの近道。ぜひ、日々の暮らしについて私たちにお聞かせください。