トイレの間取りで考えるポイントとは?【タンク仕様・風水編】
家づくりのこと
こんにちは、ニッケンホームです。
前回のブログでは、意外にプランの難しいトイレについて、配置・レイアウトのポイントをお伝えしました。
今回はタンク仕様や風水との関係についてご紹介します。

■タンクレス?タンク付き?
お客様と打ち合わせをしている中でよく話題に上がるのが「タンクレス」のトイレです。タンクレスのトイレは見た目がすっきりしているため、デザイン性を重視する方に人気。凹凸が少ないため、日々の掃除の負担を減らせるのも大きなメリットです。

一方、タンクレスは価格が高めに設定されているのも事実。モーターで水を流す仕組みのため、停電時には使えないという点も要注意です。デザイン性や掃除のメリットがある一方、予算や災害時の安心感についてはじっくりと考えた方がよいでしょう。
従来型の「タンク付き」はコストを抑えられるうえ、水道が通っていれば災害時でも使用可能です。限られたスペースで手洗い場を兼ねられるのも実用的なポイント。ただし、トイレ内でスペースを取り、掃除の手間がかかる点はデメリットです。


なおタンクレスを採用する場合は、別に手洗い場を設ける必要があります。トイレ内なのかホールや洗面なのか、間取りに影響するポイントでもある点は意識しておきましょう。

■トイレと風水
トイレの配置を考える際、風水に関するご相談も少なくありません。鬼門(北東)や裏鬼門(南西)への設置は避けるのが一般的。ただし、他の間取りや動線を優先すると、どうしても鬼門付近にトイレを置かざるを得ない場合もあり、その際は換気や採光の工夫、インテリアカラーの調整など、対策を取りながら計画することが可能です。
打ち合わせの際にご要望をお聞きし、お施主様の考え方に合わせたご提案を心がけています。
ニッケンホームでは家づくりの際、ライフスタイルや将来の暮らしまで見据えたトイレ計画をご提案しています。ぜひお気軽にご相談ください。
