デザインだけじゃない。季節のお悩みを解消する調湿素材

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家づくりのこと

こんにちは、ニッケンホームです。

インテリアを構成する要素の中でも壁材は面積が大きく、空間の印象を大きく左右するため、こだわって選びたいところ。色や柄などの見た目が大切なのはもちろんですが、調湿機能を持つ壁材は、デザイン性に加えて、季節ごとの室内環境を快適に整えてくれるというメリットがあります。

今回は、壁に使う調湿素材についてご紹介します。

デザイン+機能のエコカラットの魅力

リクシルが開発した機能性壁材の「エコカラット」。タイルのような質感で、豊富なデザインバリエーションがあるため、リビングや玄関、トイレなどのアクセントとして多くのお客様が取り入れています。

エコカラットは空間のデザイン性を高め、住まい全体の印象を引きあげてくれるのが魅力ですが、忘れてはいけないのがその優れた機能性。とくに注目したいのが「調湿」の働きがある点です。

エコカラットは梅雨などの湿度の高いときは室内の湿気を吸収し、逆に乾燥しやすい冬場には水分を放出して、快適な湿度を保つ効果があります。

デザイン性と機能性を両立しているのはエコカラットの大きな魅力。インテリアにアクセントの壁紙を取り入れる際は、季節によって異なる室内環境のお悩み解消にもつながるエコカラットがおすすめです。

自然素材の選択肢も

自然素材の漆喰珪藻土を用いる方法もあります。こちらもデザインやインテリアの雰囲気を高め、調湿効果が期待できる素材ですが、自然素材ということからアレルギー対策の面で選ばれるケースも目立ちます。

エコカラットは壁一面にアクセントとして取り入れるケースが多いですが、アレルギー対策として漆喰や珪藻土を用いる場合は、その空間全体の壁に使うのが一般的です。

高気密・高断熱の家は一年を通して快適に過ごせるのが魅力ですが、調湿効果のある素材を選ぶことで、より快適な空気環境となり、家にプラスアルファの価値を生むことも期待できます。