- 家づくりのこと
- 2025.05.08
勉強も、会話も。家族が見守る「ダイニング学習」
こんにちは、ニッケンホームです。
お子さんが勉強する場所として、子ども部屋ではなく、家族が過ごすLDKを使うご家庭も増えてきています。こうした中、最近になって改めて注目されているのが「ダイニング学習」。子育て世帯の方は、ダイニングを学習の場にすることも検討してみてはいかがでしょうか。
今回は、ダイニング学習のメリットについてご紹介します。
■家族が見守り、集中できる環境に
子育て世帯のお客様が家づくりをされる場合、お子さんの学習場所も検討材料の一つとなります。以前は子ども部屋で学習するのも一般的でしたが、最近では小学生のうちはLDKで学習するというご家庭も多いと聞きます。子ども部屋は小さく、シンプルになる傾向があり、主に寝室として使うという考え方も定番になっているようです。
LDKの中でもダイニングで学習するメリットは次の通り。
・親が見守れる
食事の支度や後片付けなど、家事の合間にお子さんの様子を見守りやすく、声をかけたり、一緒に考えたり、学習時の親子の関わりが自然に生まれます。お子さんは集中力の波がありますが、適度な雑音と親御さんの声掛けにより、集中して学習できる環境が整うでしょう。
・良い姿勢を保てる
テレビやソファがあるリビングは、姿勢が崩れやすく、集中力を保ちづらい面もあります。ダイニングテーブルは高さが適切な上、背筋が伸びやすいため、学習場所としても最適でしょう。ダイニングテーブルの近くにスタディコーナーを設けるのもおすすめです。
■ダイニング学習のポイント
ダイニングは食事の際に家族が過ごす場所のため、照明がやや暗いケースもあります。真上から照らすと手元に影ができて視力への影響も心配。デスクライトなどを活用して手元を明るくして、学習しやすい環境を整えることも大切です。
ダイニングテーブルであれば食事の準備などの際に片づけるタイミングがありますが、スタディコーナーは散らかったままになりがちです。ダイニング学習をすることで教科書やノート、文具などのモノは増えるため、片付けしやすい収納スペースを設けるようにしましょう。
幼少期は特に、親御さんがたくさん話しかけること、そしてその言葉が大切といわれています。ダイニング学習は、自然にコミュニケーションが増え、お子さんの健やかな成長を促すことにもつながります。
もちろん、年齢が上がるにつれて個室での学習機会は増えるでしょうし、家族がそばにいると集中できないと感じるお子さんもいるかもしれません。私たちが得意としているのは、ご家族のライフスタイルに合わせた柔軟な設計。お子さんの年齢や性格、教育方針などをお聞きした上で、最適な学習環境、間取り・動線をご提案します。