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静かな環境でゆとりある暮らしを。土地探しと設計の工夫は?

STAFF BLOG

家づくりのこと

こんにちは、ニッケンホームです。

せっかく家を建てるなら、「静かで落ち着いた環境で暮らしたい」と願う方は多いと思います。静かな環境で暮らすためには、土地探しと設計の両面で意識する必要があります。今回は、それぞれのポイントについてお伝えします。

周辺環境を見極める

静かな暮らしのためには、土地探しの段階から周辺環境を意識することが大切です。基本となるのは、住居系地域(第一種低層住居専用地域など)を選ぶこと。大型商業施設や大規模オフィスの建設が制限されているため、将来的な騒音リスクが低く、安定した住環境が期待できます。

ただし、住居系地域だから必ず静かというわけではありません。以下のポイントを意識して、周辺環境をチェックしてみましょう。

・公園の位置や利用状況
子どもが集まる公園は時間帯によって賑やかになるケースもあります。公園に近すぎると家まで音が届く可能性もあります。

・交通量
通勤時間帯や休日など、交通量には変化があります。抜け道として使われていないかもチェックしておきましょう。

・密集具合や近隣との距離
建物が近接していると、生活音が響きやすくなる可能性もあります。

・駅や線路からの距離
駅に近い土地は便利ですが、電車の走行音や通勤時の混雑も留意しておく必要があります。

土地探しからの家づくりの場合、周辺環境をしっかりと見極めることで暮らしの満足度は高まる傾向にあります。

音のストレスがない設計

静かな暮らしは建物の性能も関係しています。まず外部からの音を防ぐには、断熱性能を高めることが有効。断熱材を厚くすると、防音効果も自然と高まります。外壁材にはパワーボードを選ぶと、より外音を抑えやすくなります。

窓も音の入る部分のため、道路側の窓を減らす設計やトリプルガラス・真空ガラスなどを採用するのが効果的です。敷地条件によっては中庭を設けるプランもおすすめ。外からの音を遮りつつ、光と風を取り込みやすく、静けさと快適性を両立できます。

家の中で伝わる音もストレスにつながる可能性があります。1階と2階の間で音の伝わりを減らすには、遮音材を床に入れるのが一般的。標準の遮音材でも一定の効果はありますが、ユカテックなどの遮音材をオプションで追加することで、より音を抑えられます。ただ、木造住宅は構造上、完全な遮音は難しいため、お子さんの遊び場は1階に配置するなど、間取りでカバーする考え方も重要です。リビング階段は音が伝わりやすいため、静けさを優先する場合は避けた方が無難でしょう。

静かに暮らすための家づくりは、土地探しと設計のどちらも重要です。静かで落ち着いた暮らしを求める方はぜひ、土地探しからサポートするニッケンホームまで、お気軽にご相談ください。