防犯カメラの設置が増加。防犯性の高い家づくりとは?

STAFF BLOG

家づくりのこと

こんにちは、ニッケンホームです。

毎年5月13日は「防犯の日」。近年は家づくりの段階から防犯への意識が高まっています。防犯カメラの設置や視線の工夫など、家づくりの中でできる防犯対策は少なくありません。

今回は、防犯性の高い家づくりのポイントをお伝えします。

防犯意識の高まり

日本サッシ協会が一戸建て住宅の購入者(20代~60代の男女約450名)を対象に実施した「戸建て住宅における防犯意識調査」(※)によると、住宅への侵入犯罪など昨今のニュースを見て新たに住まいの防犯対策をしたかという質問に対して、85%の人が「既に防犯対策を対応した・対応したい」と答えています。

防犯対策として採用した・採用したいのは、「防犯カメラの設置」(64.4%)、「玄関周りの強化(鍵の強化等)」(48.3%)、「窓周りの強化(面格子や防犯ガラス等)」(43.5%)、「威嚇アラーム、威嚇照明等の設置」(39.3%)、「セキュリティ会社との契約」(23.5%)。

※「戸建て住宅における防犯意識調査」
調査期間:2024年12月18日~12月21日
調査方法:インターネット調査
調査対象:一戸建て住宅を実際に購入した、もしくは購入時に住宅の仕様を検討した人
調査人数:全国の20代~60代の男女、445人

AI搭載の防犯カメラ

調査結果からもわかる通り、開口部やアラーム・照明などの防犯対策に関心が高まっています。これらは家づくりの段階で対策できるポイントでもあります。

実際に防犯カメラやセンサーライトのご要望をいただく機会は増えています。最近の注目はLIXILのスマートホームシステム「Life Assist2(ライフアシスト2)」との連動。ライフアシスト2は、インターネットに接続して住宅設備・家電などの機器とつなげることで、家をスマートホームにする機器で、オプションとして屋外カメラが提供されています。

今年4月には、新オプションデバイスとして、「新屋外カメラLS279」が発売。AI人体検知、警報サイレン、自動追尾機能などを搭載したカメラで、不審者に対する威嚇で高い抑止効果を発揮することが可能。敷地内の人をAIで正確に検知するほか、遠隔操作で110dBの警報サイレンを鳴らしたり、ライトを照らすことができます。さらに、カメラで一度検知した人物・動物を追跡・録画することも可能です。

こうした高性能の機器を取り入れていくのも、ご自宅の防犯性を高めるために重要となってくるでしょう。

「見られている」という環境づくり

勝手口を設けない、犬走り(建物の外周に設けられた通路)に砂利を敷く、などの対策も有効です。さらに注意したいのは建物を囲いすぎないこと。背の高い擁壁やフェンスで目隠しをしすぎると、外からの視線が遮られて侵入しやすくなるケースもあります。侵入を防ぐには、「見られている」と感じさせる環境をつくること。外部からの視線を意識して外構をプランニングすることで、家の防犯性は高まります。

ホームセキュリティを導入する場合は、配線の処理や機器の連動などを考慮するためにも、家づくりの早い段階でご相談いただくことをおすすめしています。

ニッケンホームでは、安心・安全な暮らしのため住宅のプロの視点で防犯対策をアドバイス・ご提案します。