トラス工法

2×4トラス工法は20m以上の大スパンを飛ばせることで、
住宅だけでなく大型倉庫・工場・アパート・老人ホーム・店舗等の様々な建築物での木造化を可能にします。

大空間トラス工法（屋根トラス）とは

最大スパン約30m！
特殊なプレートと構造設計ソフトで大スパンを実現

本工法の特徴は、高価な集成材の多用や、鉄骨・鉄筋との複合構造ではなく、純粋に市場で出回っている規格サイズの木材のみで大空間を可能にすることです。コスト削減はもちろん工期・納期のずれも少なく施工側の負担も減らすことができます。工場・倉庫はもちろん、店舗・事務所など多様な物件に対応できる木造非住宅向けの工法の一つとして注目されています。

床トラス工法とは

上層階がある場合にも
床梁にトラス工法を採用することで大空間に

通常の床根太に代わりトラス工法を採用することで、２階建て以上の物件にも、最大20ｍの大スパンの間取りを実現することができます。これにより、さらに多様な物件にトラス工法を採用していただけるようになりました。
非住宅では１階を倉庫や店舗、2階に事務所を設置したり、1階すべてをガレージとして利用する階など、屋根トラスと複合することで、以前まで不可能だった1階部分を活用できます。
住宅においては、30畳以上の大空間リビングの提案や、狭小地における3階建て物件の1階に3台並びのインナーガレージを設けるなど、今まで木造では提案しえなかった間取りが可能になります。

外壁から外壁へ耐力を持たせるスケルトンインフィル構造

屋根トラス・床トラスの複合が実現する
木造物件の価値

従来、内壁を耐力壁として構造を持たせていた2ｘ4構造ではなく、外壁から外壁まで耐力を持たせることで、内部間仕切りを取り外すことができます。
この構造により、リフォーム時の自由度が格段に向上。非住宅であれば貸店舗として建設した物件を、借主の希望用途に合わせて自由に間取りを変更でき、退去時にはスケルトン状態に戻してもらう、鉄骨スケルトン店舗と同じ扱いが可能です。
また、住宅においてもライフスタイルに合わせて自由に間取りが変更できることで１世代だけでなく、長期的に使用し続けることができる、新しい木造物件の価値が生まれます。