住まいづくりのコラム

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高齢者住宅・障がい者住宅
2021.08.02

障がい者グループホームの変遷・訪問看護における保険適応の 仕組みを徹底解説

障がい者グループホームの変遷
~時代は、中古改修⇒新築包括型⇒新築日中サービス型支援型へ~

今回は、障がい福祉の業界の中でも障がい者グループホーム(=共同生活援助)の運営の最新動向をお伝えさせていただきます。既に障がい者グループホームを運営している事業者様、また、新規で障がい者グループホームへの事業参入を検討している事業者様にご参考になれば幸いです。

【全国ではまだまだ中古改修が多い】

障がい者グループホーム=戸建やアパートを改修して運営する、というイメージの方はまだまだ多いです。全国でも実に約8割がこの中古改修型で運営しているグループホームと言われています。しかし、中古改修型のグループホームですと、人件費率が高くて収益性が悪い、入居者さんに古くて汚いお住まいに住んでほしくない、など、なかなか運営状況が厳しい事業者様も多いのが現状です。

【全国で増えている新築の包括型障がい者グループホーム】

そういった中、全国で増えてきているのが、「新築・10室・介護サービス包括型障がい者グループホーム」です。

新築のスケールメリットを活かした収益性、入居者さんにとっても嬉しい

きれいな新築、と事業者様、入居者さんにとってもおすすめするモデルです。

【最新のトレンドは、日中サービス型支援型障がい者グループホーム】

さらに今現在最先端の運営をしている事業者様が注目しているのが、日中サービス型支援型障がい者グループホームです。包括型よりも、より重度向けの障がい者の受け入れが可能になっています。運営面として、夜勤の必須、建物面として、エレベーターやショートステイの必須、などがあります。グループホームの中でもより中~重度の方のお住まいが特に不足していること、令和3年度の障がい福祉の報酬改定においても、中~重度の方の対応に対する評価が上がったことから踏まえても、いま最も需要の高い障がい者グループホームと言えるでしょう。

 今回障がい者グループホームの運営の最新動向についてお伝えさせていただきました。運営に関してのご相談や疑問がある方はお気軽にご連絡ください。弊社は、障がい者グループホームやその他福祉施設の開設を、建物面そして運営面からもサポートします。

 

~特集・介護から医療へ~
訪問看護における保険適応の仕組みを徹底解説


※介護+医療で注目の集まる「ナーシングホーム」

前号でもお伝えさせていただいた、介護事業から医療事業への参入について今回は更に詳しく解説致します。

 今回は、「訪問看護事業における保険適応の仕組み」についてです。やはり介護から医療へ参入という中で鍵になるのが訪問看護です。

【訪問看護は介護保険によるサービス提供と医療保険によるサービス提供がある】

 訪問看護=医療保険によるサービス提供というわけではありません。基本的に要介護認定を受けている方への訪問看護のサービス提供は、介護保険の適応になります。訪問看護の利用者が介護保険、医療保険どちらの保険が適応されるかは、利用者の「年齢」と「疾病(状態)」によって判断されます。

【医療保険が適応される利用者】

基本的に要介護認定を受けている65歳以上の方は、介護保険が優先されます。その中で医療保険が適応されるのは以下のような方になります。

40歳未満で訪問看護が必要な方
・「厚生労働大臣が定める疾病等(=別表7)」に該当する方

 ※これに該当する方は、週4回以上の訪問看護利用も可能になる 

 事業者様にとって重要と考えられるのが、医療保険による訪問看護のサービス提供も行うことです。様々な方へのサービス提供をすることで、事業の幅も広がり、利用者さんからの信頼に繋がり、良い事業運営ができるでしょう。訪問看護の立ち上げや看護師の採用を含めてご検討いただけると幸いでございます。

 弊社は、福祉施設の立ち上げをハード面だけでなくソフト面もサポートしていますので、是非一度ご相談ください。

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