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高齢者住宅・障がい者住宅
2020.12.04

障がい者が在宅で遠隔ロボット試行・三重県DWATが誕生・デイサービス利用者と職員が 絵本出版 

神奈川県が遠隔ロボット試行 障がい者が在宅で庁舎案内

神奈川県は9月29日、遠隔操作できるロボットを活用した、障がい者就労支援の試行実験を横浜市の県庁舎で始めた。ロボットの活用により、移動が困難な障がい者が在宅勤務できるようになることが期待される取り組み。県は、将来の障がい者の雇用創出に役立てたい考え。

県は、重度障がい者など外出・移動が困難な人が、さまざまな形で社会参加できる環境を整備するため、オリィ研究所と今年3月に連携協定を締結。今回の実験は、同社の開発したロボット「OriHime(おりひめ)」を活用した。

三重県DWATが誕生 要配慮者の避難生活を支援

大規模災害時に避難所で、高齢者や障がい者ら要配慮者の生活支援などに当たる災害派遣福祉チーム(DWAT)の発足が全国で進んでいる。全国社会福祉協議会によると、8月末現在、今夏に発足したばかりの三重県を含む31府県でDWATが設置されている。  

 東日本大震災を機に全国に広がり、2016年の熊本地震や18年の西日本豪雨などで活動。厚生労働省は18年5月に「災害時の福祉支援体制整備ガイドライン」を作成し、組織化を促している。

デイサービス利用者と職員が絵本出版 利用者の生きがいを後押し

名古屋市の社会福祉法人フラワー園(河津恵子理事長)では、運営するデイサービスに通う利用者と職員が協働して絵本「つむぐ つながる共に。」を出版した。自立とは何かを問う内容で、物語は職員が書き、イラストは利用者が描いた。同法人は「介護のイメージをプラスにできれば」と話す。  

 絵本のイラストを描いたのは、同法人の「デイサービスセンター西日置フラワー園」に通う山田恒子さん(94)。70歳で絵を習い始め、7年前から通うデイサービスでも絵を続けてきたという。  

 その様子を見た職員は、個展を開催しようと提案。最低40点の作品を制作するよう後押しし、事業所内で実現させたという。

同法人ゼネラルマネジャーの吉田貴宏さんは「制作の過程では地域住民との間で新たなつながりも生まれ、山田さんの様子も生き生きとしてきた」と話す。

 そこで、吉田さんはもっと多くの人に知ってもらおうと絵本作りのプロジェクトを立ち上げた。文章やデザインなどもほかの職員で分担。5カ月かけて出版にこぎつけた。

企画の狙いについて吉田さんは「介護の本質は、利用者の生きがいを後押しすること。こうした取り組みがもっと広がり、介護や老いに対するマイナスイメージをプラスに変えられれば」と話す。絵本の定価は2090円(税込み)で、通販サイトのアマゾンで購入できる。名古屋市内の小中学校や図書館にも配布する予定だという。 

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