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住まいづくりのコラム

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障がい分野の転職支援サービスと、障がい者の自己表現支える地活センター

障がい分野の転職支援サービスを開始 事業者の求人掲載は無料

(株)LITALICOはこのほど、障がい福祉分野に特化した就職・転職支援サービス「LITALICOキャリア」を開始した。掲載料は無料で、入社した時点で料金が発生するシステム。掲載期間も無制限だという。

専用のウェブサイトは、事業者の職場の雰囲気が伝わりやすいようデザインにもこだわった。求人の対象は、居宅介護や就労移行支援、就労継続支援、放課後等デイサービスなど、障がい分野全般。

無料で掲載し、入社時に保有資格などに応じて費用を支払う。例えば正社員の場合、サービス管理責任者は45万円、保育士は35万円。福祉系資格のうち、社会福祉士や精神保健福祉士、介護福祉士はいずれも30万円かかる。もっとも高いのは看護師の60万円。一方、無資格の場合は年収の10%だという。

現在、同社は就労移行支援事業所や放課後等デイサービスなど全国で180カ所以上運営し、年間300人ほど採用しているが、応募者は3万6000人いるという。同社の担当者は「採用手法が分からず、人手不足に悩んでいる事業所は多い。これまでの採用ノウハウと人材のプールを生かせれば」と話す。

先月紹介した(株)プラスロボ(鈴木亮平社長)のすきま時間を使って福祉事業所で働きたい人と、介護業務以外の簡単な仕事を頼みたい福祉事業所とをマッチングする

サービス「Sketter」(スケッター)があるように、このようなサービスは今後伸びていく模様だ。サービスとサービスを組み合わせて使うのもいいかもしれない。

実際に共同生活援助やその支援のサービスは年々増加していく。今後、より多くのサービスが出てくることを期待したい。

ディスコで蘇る80年代 障がい者の自己表現支える地活センター

18年6月施行の障がい者文化芸術活動推進法を追い風に、厚生労働省は19年度に関連経費約3億円を計上。

ピンク・レディーの「UFO」、中森明菜の「北ウイング」に合わせ、中年の男女が照れくさそうに踊る――。地域活動支援センター「ひふみ」(横浜市)は2月16日、所内をディスコに模様替えし、精神障がい者らがDJを招いたダンスイベントを楽しんだ。

近隣の精神科病院に入院中で、作業療法士に付き添われて参加した女性(62)は入院歴が通算40年。山口百恵のファンで、「いい日旅立ち」を熱唱した。

「普段はおとなしい男性が、ある日、ユーチューブで荻野目洋子の歌を聴いて踊り出しました。そこにヒントを得ました」。ディスコ開設のきっかけを中村麻美所長はこう語る。

ひふみは定員30人で、精神障がい者が日中通う居場所。50~60代が多く、青年期だった1980年代に発病した人も少なくない。絵でも音楽でも自分を表現することが、病からの回復につながると中村所長はみている。

運営を後押ししたのは認定NPO法人STスポット横浜(横浜市)。ひふみと企画を練り、DJを手配した。87年から横浜市の小劇場を運営し、2017年度からは神奈川県の基金を活用して芸術と福祉をつなぐ活動を続けている。

事務局長の田中真実さんは「福祉施設の芸術活動への希望はとても大きい。施設によりやりたいことはさまざまなので、オーダーメードでワークショップを開いている」と話す。

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